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わたしの学び場②C +F研究所

わたしは2007年からキャリアコンサルタントとして独立しましたが、その転機でもあり、大事にしている学び場がC +F研究所さんです。

2007年7月7日だったように記憶していますが、エニアグラム入門編のワークショップに参加し、「自分」というものに徹底的に向き合う最初の1歩を踏み出しました。もともとは、キャリアコンサルタントとして仕事をする上で、メンタルヘルスの課題を抱えるクライアントとどう向き合っていくのか、心理学をもう少し学びたいと思ったことと、いくら傾聴のスキルがあがっても、人の心のメカニズムがわからないため、「問い」が出てこないことがあったからです。

いろいろな背景を持つクライアントさんや、心理状態、気質の違いなど、あらゆる側面でサポートするためには、やはり「心」というものに徹底的に向き合わないとならないと自分の課題にも気づいたこともあります。カウンセラー、コンサルタントとして、自分の状態を常に客観視できる状態にするためにも、自分の心の動きにも繊細でありたいなと。

2007年から2年間は特に集中して学びました。当時の仕事で稼いだお金をかなり投資して。エニアグラム、カウンセリング講座を中心に。当時、その合宿で伊豆高原に年間数回訪れていたことも、のちに伊豆に移住するきっかけとなっております。C +F研究所さんは都内でワークをしたり、企業研修などもされていますが、事務所が伊豆高原なのです。「自然の中に講師の方々が暮らしている」ということの価値や意味は、自分が暮らすようになりさらに感じています。自然の力を借りながら、自分と向き合う、内省することの大切さ。企業研修でもオフサイトミーティングやリトリート、マインドフルネスの考え方が広まっていますが、自然の力はサポートしてくれます。

ご紹介している書籍の著者のリソさんとハドソンさんのワークを直接受けたこともあります。自分の価値観が揺らぐほど、「自分」という存在を超えて「自分」を改めて感じられるそんな経験を何度かしました。スピリチュアルというものが、いかにリアリティのある現実の中に存在しているものだということも、ワークを受けて感じています。決して神がかっている怪しいものがスピリチュアルではないんです。奇跡的な瞬間はむしろ日常の中に、リアリティの中にたくさん存在している、そんなことに気づかせてもらえます。

私はC +F研究所で学んだ一番大切なことは、「自分や相手の存在を心から信頼し、尊重する」ということだと思っています。人はそれぞれ違う存在。当たり前だけれど多様。でもその一方で誰しも「愛」や「平和」という普遍的なテーマを持つ存在であるということも感じられています。

カウンセラーやコンサルタントとして顧客やクライアントに寄り添う時、相手への信頼、自分への信頼がないと、いい対話ができません。頭で理解することだけでは足りなくて、体も心も含めて、相手の存在、自分の存在に寄り添えるか。

今も、そういう気持ち、そういうあり方で、人とクライアントさんと向き合っています。今年の一つの目標は、C +F研究所のワークショップを熱海で開催し、伊豆半島の方々に参加してもらうことです。今月、打ち合わせもするので楽しみです。また開催が決まりましたらお知らせいたします。


2021.7.3の熱海伊豆山の災害により、コロナ禍であることも含め、熱海で働く若者たちの環境はより悪化していきます。そんな若者の自律支援にいただいたお金は使わせていただきます!いつもサポートありがとうございます!