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がんと共に生きる 26 抗がん剤

昨日は久々の診察でした。主治医の大腸外科の先生によると、目に見える範囲のがんは全て取りきれて、細胞を調べた結果も、お腹の中にはがんはなかったと言える状況だそうです。腸に穴が空いていたため、心配されていたけど、今のところ、大丈夫といえる状態です。

子宮にも卵巣にも、腸に穴が空いていたことにより、がんが貼り付いていたけれど、転移では、なかったとのこと!一応、外科的にはリンパ以外に転移はなかったので、ステージⅢ直腸がんに変わりはないとのこと。いいのか悪いのかわからないけれど、術前と診断は変わらずです。

がんセンターの日野先生に今の命を助けてもらいました。あのまま先生に出会えなければ私は腸に穴が開いたまま、死んでいたかも知れない。とはいえ、まだ楽観的になれないステージⅢです。

大腸がんステージⅢの再発率が30〜35%です。抗がん剤をやることで、その確率が10%下がるため、まだ若いからやった方がよいだろうと。強制では無いので選択はできる。でもやることに決めました。やらないで再発したら後悔しそうで。日野先生のことは信じてます。

やり方は2種類あったうちの、点滴と飲み薬のペア、3週間に1回の外来で点滴2時間を選択しました。ゼロックス療法といいます。この抗がん剤の副作用として強く出るのは、手足のしびれと、手足の皮膚がむけたりすることだそうです。これが結構、きつそうです。抗がん剤が終わっても副作用がそのままあることもあるそうです。

10月30日から抗がん剤を開始予定ですが、血液検査の結果次第。毎回、その都度、血液検査とセットで、数値によって抗がん剤できるかを判断。(白血球が減りすぎてると中止)なので半年と言いつつ、結構、スケジュールはずれこむらしいです。

で、半年後に再発していなければ人口肛門を元に戻す手術です。次の主治医の診察は12月23日。3ヶ月に1回の血液検査、半年に1回のCT検査、1年に1回の内視鏡検査を5年間、継続し、再発なければ完治。77.6%の5年生存率です。

先は長いし、副作用もあるし、時折、不安定にもなるかもだし、再発するかも知れないけれど、生きるためにがんばります。あまりにも副作用が強ければやめることも選択肢の1つ。自分がどう生きたいのか毎日問われているようで、神様から試されている日々です。生きるとは何か?よりよく生きるって私にとってどういうことなのか?そうやって自分と向き合って、自分の意思で決めていきたいと思います。


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