2回目のコラムでは、2007年8月31日の退職までに実際にやったことや、奇跡的に起きたできごと、予想しなかったトラブルなども含めてお伝えしたいと思います。

自分で「キャリアカウンセラー」という仕事で独立するのだ！と決めたのはいいけれど、いきなりは仕事が入るわけではない。まずはお会いする人、お会いする人に「独立します」と宣言して回るということをしました。

たまたまランチの予定が入っていた経営者の方に独立することにしましたと話すと「僕がまず顧客になります」と言ってくださり、経営者コーチングが決まります。次に元上司に話すと「業務委託先」を見つけてくださり、週3-4日の研修コーディネートの仕事が決まります。

自分でも驚くほどトントンと仕事が決まって行くのです。そして、いろいろな方がさらに人を紹介してくださり、アドバイスなどもたくさんいただきました。中には、「そんなんじゃ稼げないよ」とか「弱者からお金をもらうのか？」などいろいろなご意見ももらいましたが、自分の決意は固かったです。

当時の私、恐ろしいほど、自分ではやれる自信に溢れておりました。なぜならば、キャリアカウンセラーという仕事は絶対に世の中に必要になる！という確信を持っていたからです。ところが、そのあと、どすんと落とし穴が待っています。