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がんと共に生きる 23 退院日

本来は10月1日の予定でしたが、お腹が張って食欲が出ず、痛みと吐き気に苦しむ数日を過ごしました。昨日からようやく落ち着き、流動食を開始しました。

後遺症の心配のあった排尿。神経を切除したため、自力での排尿が難しくなる可能性もありましたが、なんと、今のところ問題なく、できています。これはとてもありがたい。うまくできないと、自分で管を入れて排尿したりせねばならなかったので。

今日から食事が五分粥となり、食べられれば、点滴が外れます。毎日、少しずつ体から管が抜けていき、自分の力で生きられるようになっていくのですが、じわじわと喜びを感じられます。

点滴が今日外せたら、明日退院できます。ほぼ明日で退院が決まりました!!やっとわたしの世界、日常へ戻れるのだ。

戻るというのは少し違うかな。新しいわたしの人生が始まる感じです。わたしのお腹の中からいなくなった子宮や卵巣や直腸。そしてまだあるストーマ(人工肛門)。これから長い付き合いになるであろう、がんとの共存。取りきれたとはいえ、これから定期検査の日々ですからね。まだ抗がん剤治療などもこれから。

それでもまずは手術を乗り越え、無事に日常に帰れることを感謝します。わたしの体もよくがんばったけれど、がんセンターの先生やスタッフのみなさん、家族や友人の支え、そしてお仕事を滞留しているお客様、さまざまな方のご理解、サポートなくしては、治療に専念できなかったので心から感謝しています。

まだまだ完治までは長いです。が、一歩ずつ、進んでいきます。先生に助けていただいた命を大切にします。

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