三崎の夫婦出版社『アタシ社』

神奈川県の南端・三崎にて、夫婦で出版社を営むアタシ社。マーケティングなしで本をつくることがモットー。美容文藝誌『髪とアタシ』や『たたみかた』などの雑誌や単行本を送り出していきます。 会社理念は「私ひとりで世界は変わらないけれど、アタシがどう見るかで世界は変わるかもしれない」です。

写真家 竹沢うるま「旅情熱帯夜〈01〉「Bangladesh」発行記念トークイベント開催のお知らせ

アタシ社より発行される新刊「旅情熱帯夜〈01〉-Bangladesh-」が6/30に発売となりました。
前回のテスト版「ポルトガル編」を発行して10カ月。今回はバングラディシュ編です!

1021日103カ国を巡った旅の記憶をまとめた旅本の決定版「旅情熱帯夜」の続編となる今回の本。
B4変形、34ページと前回からバージョンアップし、4Pの書き下ろし旅行記も掲載。大型本だからこそ楽しめる写真の世界に

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この町と一緒に、歳をとっていきたい。

アタシ社を三崎にうつして初の刊行「写真集 南端」がやっと発売できた。
三浦の人びとを撮り続けてきた写真家 有高唯之さんの処女作を作れたのは本当に嬉しかった。カルチャー誌をはじめ、ポートレイト写真も数多く撮ってきた写真家だからこそ切り取れる「表情」を、毎回見るたびに背筋がのびた。目の奥に潜む、その人の「芯」みたいなものに触れる瞬間、写真の力に心底尊敬した。

三崎での写真展「南端」レセプションも終わ

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住む場所は、いよいよNO BORDERに。

みなとみらいにある大人のシェアスペースBUKATSUDOでの講義「近い将来、湘南で暮らしたい学<第5期> ~暮らしたい街に関わる、キッカケづくり講座~」が終わった。
去年、三崎に引っ越したことをきっかけに、鎌倉逗子学から、西は真鶴、南は三崎までを【湘南】と捉えて企画した今講座。
講師陣も各エリアのローカルヒーローたちにお願いして、各エリアの魅力を話してもらった。

■第1回 3/4(日)13:00

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あなたが読み終えた本は、誰かの始まりの本になる。

三崎の蔵書室「本と屯」を開けて4ヶ月が経った。
この4ヶ月に不思議なことが何度も起こって、何度も目を丸くしてきた。

朝、扉の前に紙袋が置いてあって、中には20冊ほどの本と手紙が入っている。
「捨てられないし、置いてあっても読まないので。誰かに読んで欲しいから」
その手紙を書いて、袋に本を詰めて、扉の前に持ってくる途中の道すがら、どんな気持ちだったんだろう。どんな人が持ってきてくれたんだろう。

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自然とアタシ

出張で愛媛県松山市に来ている。
俳句の聖地、松山と来たら道後温泉だ。今日はそのメッカに宿を取っている。つきなみな観光名所もなんだかなあ、と思っていたので「夜のしまなみ海道」を渡りたいと思った。建築家、隈研吾が設計した大島 亀老山には展望台があるという。近未来的な建築の展望台は360度パノラマの眺望。昼間に来たらもっと開けた明るい世界があったんだろう。が、真っ暗な闇の中、誰もいない展望台を登った。そ

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人は本を読む。そして、捨てられない生き物だ。

三崎の蔵書室、「本と屯」をはじめて2ヶ月経った。
昨日の日曜日は清々しく晴れた日だったから、三崎も観光客で賑わっていた。
バスが来る時刻までのヒマつぶしとして、本と屯に寄ってくれた人が多かった。
本がある空間に一歩入れば人は本を読むし、なにかしらの刺激を受けるものだ。自分が好きな作家や、気になっていたワードが目に飛び込んできたときは、「あっ」と声をもらさずにはいられない。
この小さな物体の中に、未

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