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遂に12月のストラスブールへ…。ロンドン・ストラスブール巡礼記~その4~(Strasbourg編)

《キーワード WHITE ALBUM2 Capital de Noël 16世紀から続くクリスマスマーケット》

《警告!》 本記事には、恋愛アドベンチャーソフト『WHITE ALBUM2』のネタバレが含まれています。

 前回の巡礼記(本編)はこちら。

 一応その後に番外編が挟まっています。

 今回の巡礼の翌日。非常に悲しく痛ましい事件がありました。ストラスブールの街が平安とともにありますように。心から祈っています。

 さて、ついに降り立ってしまいました。クリスマスシーズンのストラスブールに。さすがにクリスマスイブではないですが、「WHITE ALBUM2」、つまり冬馬かずさに出会って"五年後の冬"のストラスブールです。ちなみに以前夏にストラスブールは訪れたことがあり、再訪となります。

 GARE DE STRASBOURG。こんな駅の入り口の真ん前に、感慨深げにつったってる人がいたらそれは100%WA2のオタクです。あーあと例の路地とか。あっちの方が確率高いかww

 さて、時はすでに夕方。あたりはすでに暗く、早くこの冬馬曜子に価値観変わるわよとまで言わしめたクリスマスシーズンのストラスブールを一刻も早く堪能しなければなりません。ということで、タクシーに乗ってオテール、クールデュコルボー…とはいかず、トラムに乗ってホテルを目指します。ついでに24時間券も購入。

 トラムに乗っているだけでも、数々のイルミネーションやクリスマスマーケットが目に入り、流石は「Capital de Noël(クリスマスの首都)」の異名を持つストラスブール。否が応でも期待が高まります。

 そして、今宵のホテルは…。

 リージェントコンタード!WA2の世界での「ホテル・クール・デュ・コルボー(現実世界にはクールデュコルボーは別にあります)」の外観のモデルとされるこちら。クリスマスシーズンだし、高いだろうなぁと思っていたら一室150ユーロと、悪くないお値段で、これは泊まるしかない。

 さて、荷物を置いて街の中心部に向かいます。トラムでクレベール広場のあたりまで行こうと思ったら、どうもクリスマスマーケットの期間は保安上の理由か、通過になってるみたいですね。実際、歩いていってみると、橋のあたりで手荷物検査も一応やってたし。ということで、徒歩で向かいます。

 夏に来たときとは違い、そこかしこにイルミネーションがされていて綺麗だなと。

 ストラスブール大聖堂の前まで来ました。ストラスブール市街にもいくつかクリスマスマーケットが点在していますが、ここのクリスマスマーケットが一番大きいのかな?

 16世紀から続くフランス最古のマルシェ・ド・ノエル(クリスマスマーケット)。本来なら、あの再会さえなければ、この賑やかさとともに、春希と一緒に楽しそうに歩く雪菜さんがいたはずで、うっ…胃薬が…。

 そして、そのまま歩みを進めていくと、あのクリスマスツリーが…。

♪Twinkle Snow instrumental

かず…さ…

 雪は流石に降っていませんが、この寒さはまごうことなくあの冬の寒さと一緒で。

 わが人生に一片の悔いなし。

 感慨に耽りつつ、例の路地へ向けて歩みを進めていきます。

 ほんと綺麗っすなぁ…。オタクがこんなとこ歩いてていいのだろうかww

 PS3版のキービジュアルのあたり。家のパソコンデスクの前に、とらのあなで受注生産してた複製原画が飾ってあるのですが、帰ってきて見比べたらちょっとズレてたww

 そして、例の路地に到着。アドルフ・セイブ通りと一応名前が付いてるらしい。

 さて、また中心部の方に引き返しましょう…。と、その前にこの近くのマーケットで腹ごしらえ。

 タルト・フランベと、ヴァン・ショー(ホットワイン)! タルト・フランベは、窯で焼きたてです。

 写真だと伝わらないとですが、イルミネーションもキラキラとしていてほんと綺麗なんですよね…。

 そして、オルフェーヴル通り。スタート画面の背景のところですが…

 ここは圧巻の一言でした…。なるほどこれならかずさでも価値観変わるかも…。ちなみに通りの傍らにはバイオリンを弾くパフォーマーがいて、音楽を奏でていました。ここに限らず、街のあちこちにパフォーマーがいて、そんな彼ら・彼女らも雰囲気を盛り上げてくれます。

 と夜の巡礼はこの辺で終了。ホテルに戻ってテレビを付けると、カルロス・ゴーン日産問題をやってましたww

 翌朝。今度は、トラムで中心部へ出てみます。

 クレベール広場近くの「Homme de Fer」で下車。この駅はトラムの結節点となる駅で、平日朝ということもあってか、ひっきりなしにトラムがやってきます。

 トラムの街として有名なストラスブール。トラムによる再開発で大成功を収めた街として知られており、結構視察の対象地になったりしています。是非、便利な24時間券なども購入しつつ、トラムで街を回ってみることをオススメします。
 24時間券は、最初に停留所のリーダーに一回かざせばいいのですが、その後もかざすと有効期限を教えてくれるということを今更発見しましたww

 さて、今日は学園祭イベントでお土産にもらって「にいてんご」と共に巡礼する怪しい人物となってみることに。


 昼は昼で綺麗だよなぁ。やっぱりアルザス好きだわ…。

 大聖堂の中もクリスマスとあってか、展示っぽいのをしてましたww

 せっかくなのでキャンドルも灯してみるなど。寄付額によってキャンドルの大きさが変わりますww

 ちなみに、説明書きをみるとキャンドルからキャンドルに火を移してはダメらしい。みんなそうやってたけどwww

 キャンドルの前に立っている長いロウソクで火をつけろということみたいです。

 …さて、今日は滞在最終日。お昼の電車でCDGへ向かわなければなりません。滞在時間20時間ほど!短い!まぁそもそもロンドン行きに無理やりくっつけたので仕方ないのですが、もっといたかったですねほんと…。

 行きはエコノミーでしたが、帰りは無事ビジネスクラスにアップグレード。

 メインはステークアッシェって言ってたかなぁ。美味しかったです。

 翌朝は、フランス丼を頼んでみました。

 ということで、日本に到着!お疲れ様でした。

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