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【小さな飲食店の作り方】かつて汚いお店を称賛するテレビ番組がありました

以前某大手餃子チェーン店での衛生問題の話を書きました
該当店舗はどうやら閉店されたそうです
不衛生のイメージを払拭するのは時間がかかります
意識改革のためにはスタッフの総入れ替えも必要
ならば閉店の決断も企業としては当然かと思います

また別な企業の話ですが
一世を風靡し一気に全国に広がった焼き牛丼の店舗が
都内を完全に撤退したそうです
原因はいろいろあるのでしょうが
厨房の不衛生は多くの利用者が指摘してました

飲食店の衛生はここ数年さらに厳しい目で判断されています
スタッフの不衛生を感じさせる写真や動画が一つの店舗を閉店に追い込むのです

その反面
汚いを売りにしているお店に行列ができてます
マスコミも不衛生を売りにして
下町ならではとか職人気質とか訳のわからない持ち上げ方で話題を作り
一定数の客がその店を称賛してます

かつて汚い不衛生なお店を持ち上げるバラエティー番組が人気があったそうです
それも国民的人気のお笑いコンビの看板番組のコーナーで。
それは影響ありますよね
おそらくはその番組制作に関わってる方達は
飲食店や料理人に対する関心や興味のない方達が集まったのではないでしょうか

放送直後は大変な人気だったと聞きます

敢えて苦言を呈します

若き料理人や飲食店に従事する人へ
みんな気がついてるでしょうが
”汚いが美味しい”などあり得ません
完全に前時代の錯覚です

料理人はもちろん飲食店に従事する人にとって
一番大事な仕事は清掃と衛生管理です

完全なるピカピカまで目指さなくても
最低限お客様が不快にならないような衛生管理は
常に心がけましょう

絶対に迷わないでください
汚いお店の繁盛の秘密を探る暇があれば
掃除しましょう!

汚すのは簡単です
でも
そこから綺麗にするのは本当に大変です

掃除しかり 商売しかり 人間関係しかりです


衛生の基準はそれぞれですが
お店が古いとか設備が揃わないとか例えばランチタイムの一定時間洗い場が混乱とかそういうのは仕方ない部分もあります。どうしても虫などが入り込んでくる環境もあります。
それでも
本当に美味しいお店は繁盛時間帯に乱雑だったり一見不衛生に見える
場合があっても必ず綺麗にして次の営業を迎えます
たとえばメニュー表などがよれよれだったり椅子やテーブルが古くてガタガタでも換気扇や調理台はピカピカであったりするのです

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