呪術廻戦がFateZeroと重なるとき

※このnoteは、呪術廻戦、FateZeroのネタバレを多分に含みます。

また、それらをもとに、空想を広げて、呪術廻戦の今後のストーリー展開を妄想する物です。

五条、死んだ…んでしょうかね?
宿儺の最後の指は五条が持っているということですが、それはどこにあるのでしょう?疑問も残ります。

宿儺を今回見ていて、Fateシリーズのギルガメッシュによく似ていたと感じました。傲岸不遜、天上天下唯我独尊、しかし、自身の認める者に対しては、賛辞を述べる。

人間の業や欲に対して鼻が割と効くところも、ギルガメッシュっぽいですね。

また、斬撃が術式というところも、ギルガメッシュの宝具、王の財宝(ゲートオブバビロン)によく似ています。

HUNTER×HUNTERのメルエムにも似たところがありましたが、ギルガメッシュの方がより近いように思います。

また、五条に対しては、「とある魔術の禁書目録」に登場するアクセラレーターを思い出させます。性格は違うのですが、計算チックな術式・能力は、両者ともよく似ています。

作品を超えてバケモノが戦っているようで、面白く数週間、連載を読むことができました。

にしても、伏黒が宿儺に飲まれ、五条が殺される。そもそも釘崎死んでる(?)し、七海も…僕としては九十九と東堂がやられたのがつらい。この2人は好きだったのだけど。

と、このキャラクターの退場のしかたは、FateZeroに重なります。FateZeroで行われる聖杯戦争は、7人の魔術師の殺し合いで、基本、1人しか生き残りません。混沌とした展開で、観ている人に息をつかせない物語でした。

また、美しく死ぬ者はほとんどらおらず、生き残った人物も、絶望を抱えながら生きることになる最後でした。

さらに、聖杯戦争自体、何度も繰り返されて行われる戦いであることが、呪術廻戦と重なります。

宿儺を含め、数多の呪い・災厄がときを超えて現代に集い、殺し合いをする。これは、聖杯戦争に重なります。

となると、もしかしたら今後も、救いのある展開になる可能性は低く、ほとんどのキャラクターが死に、また遠い未来に向けて、宿儺を含む呪いが封印され、平安、現代、そして未来へと、歴史が繰り返されてゆくのかもしれません。

そう思うと、呪術「廻」戦というのも、わかる気がします。

題を見て、1期のアニメを見て、なんで廻ってるんだろう?と思いましたが、もしかしたら、そのように呪いがときを廻る戦いなのかもしれませんね。

呪術廻戦に、安らかな終わりは求めないことにしつつ、今後も楽しみにしています。しかし…ジャンプにも、こんな世界観があるんですねぇ…

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