不妊さまと妊婦さまと教祖さま 3

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そろそろ結論を述べたいと思う。

1と2でダラダラと述べてきたように色々と事情があり、37歳子なし専業主婦としてロンドンで生活している。

現在はたくさんの良いご縁に恵まれて、心から感謝と喜びを感じることができていて、幸せに暮らしていると言ってよい状況だと思う。

結局幸せというのは、人それぞれ違うものであり、人に迷惑をかけない範囲で自分が幸せと思えればそれで良いのではないかと考えている。

そう言われても、人の幸せが羨ましく感じる方もいるかもしれない。

そういう時は、自分がどうしたら幸せなのか、自分と対話してみることをオススメする。その中で、人が言う幸せを自分の幸せを思い込んでる、もしくは刷り込まれていないかよくよく見つめて欲しい。

学校に行けば、良い成績で良い学校に入るのが幸せと教えられるかもしれない。

会社に入れば、出世してお給料をたくさん稼ぐのが幸せと信じ込まされているかもしれない。

でも子供達はそんなことが幸せだと思っているだろうか。良い成績でも出世しているわけでもないのに、あんなに幸せそうに笑うのはなぜだろうか。

彼らはこの地球でただ生きていることが幸せなのかもしれない。みるもの全てが新しく、周りの人の愛を疑いもせず信じているからかもしれない。

結婚したら、子供を産んで育てることが幸せと言われるかもしれない。もちろんそれで幸せになった人はたくさんいるだろうし、それはとても良いことだと思う。

私自身は、何をどうしたら幸せなのかは宗教のようだと感じている。

宗教によって教義は違うし、人それぞれ信仰があって良いと思う。

だけど、他人の信仰を悪く言えば、喧嘩引いては戦争になるし、迫害すれば必ず反発が起きる。勧誘の仕方も間違うと迷惑な新興宗教のようになる。

現代においても世界の中では宗教間の対立は起こっている。しかし、先進国においては昨今は大きな問題になることは少ない。もし仮に他の宗教を否定したら、差別ということで否定した方が分が悪い。

幸せもそういうものかもしれないと感じている。人それぞれの価値観を認めらる時代と社会に生まれたことに感謝しつつ、そんな平和が続いていくよう願っている。





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