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清潔感と美意識

※笑い猫(細村 誠)様の画像をお借りしました。
わが背子イメージ(美化版)


世は「熱中症厳重警戒!」時代・・・

「不要不急の外出は控えましょうとテレビでアナウンスされた後、
猛暑の甲子園で熱闘を繰り広げる甲子園球児ってどーよ?」

この矛盾を揶揄する夫に、私は趣きのないことよと嘆きます。
(もちろんお互いにジョークです)

彼らは一世一代の覚悟で球場という戦場に立つ猛者たち。
空調の効いた部屋で昼間から呑んだくれている我々軟弱者とは違うのだよ。その文脈すら汲み取れぬほどおぬしはモウロクしたかと。

コンテクスト(場面・状況・文脈)を踏まえず、字面通りしか受け止められない輩はまことに興醒めであることよ!
(もちろんジョークです・・・熱中症には気をつけて。日中の外出はなるべく控えましょう)

※※※

それに似た話として「清潔感」のコンテクストがあります。
みなさまも一度は惑わされたことがあるかもしれない。
「清潔感のある異性が好き」という女性の言葉。

清潔感?よーし!
俺も石けんでゴシゴシこすってモテモテだ、
という訳ではないのはもちろんです。
清潔感とは何か。
これに対するヒントになるのでは、と最近思うのが「美意識」という言葉です。

「美意識の高い異性が好き」

高級品でなくとも、
「新しく小綺麗な」「センスのよい」「身の丈に合った」外見で、
いくつになっても人に見られることを意識し、
礼儀正しく、常識的で爽やかに振る舞う。

そういう人物が、
どうして不潔で気が利かないということがあろうか。(いや、ない)
そういうのをオブラートに包んだ表現がいわゆる「清潔感」「美意識」みたいな言葉なのでは、と。

良きパートナーを選ぶことは女子(おなご)にとって一世一代の婚活という戦場。
女子はシビアに見ているけど、はっきりとは言ってくれないんですよね。
はっきりと言って気付く時点でアウトだから。
見た目だけでなく内面の美しさも表すような美意識という言葉。

生まれつき造りの不平等はあれど諦めずにたゆまぬ努力を重ねた人間に美意識の女神は微笑んでくれるのです。
特に年齢を重ねると生き様が外見に表れてきますから。

わたくし、女性の立場で書きましたが、
男性もおそらく、似たようなものだと思います。
ただ男性はもう少し具体的に(物質的に)好みを表現してくれる気がしますね。

まあ育児にかまけてヨレヨレTシャツを毎日着てるような人間に美意識について説かれたくないって?
いざって時だけ着飾ってもボロが出ますものね。
自戒を込めて、内面・外面共に高い美意識を持ち続けたいのと、
物事のコンテクストを読み取れる人間になりたいなというお話です。

そういえば、趣のないことですが、
私にはわからないコンテクストがあります。

「熱中症予防のため塩分を摂りましょう」というのと、
「健康の為、減塩を心がけましょう」という矛盾。
(求む、分かる・美意識の高いお方)

ビールが美味い!おつまみは唐揚げに塩たっぷり枝豆&ポテト!!
汗かいたし良いよね?うん、熱中症予防のためだもんね!
じゃダメなんでしょうけど・・・美味しいですよね。

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