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木工作家におけるストック型ビジネスを考えてみる

今日は1つ嬉しいことがありました。

Instagramで3年ほど前に投稿した「ハノイの塔」の写真。

この投稿を見た方から「ハノイの塔は販売してますか?」とお問い合わせが。
ネットショップに載せていなかったので、販売ページを作り、購入していただきました。

Instagramに投稿した1枚の写真が、3年経って作品を買ってもらうキッカケになっていることに驚き。
同時に木工作家におけるストック型のビジネスって何だろうと考えることに。


基本的にはフロー型

木工作家の活動は基本的にはフロー型。
つくった作品を販売する。一回きりの取引。
販売してしまえば、手元には残らない。
なのでまた販売するには新しいものをつくる必要がある。

コンテンツ販売のように、
一度作ってしまえば後は販売するだけ
みたいにはいかない。


ストック型=「自分の生み出したものが働いてくれること」

手元に残らない作品はストック型にはなり得ないのか?
ストック型の定義を『自分の生み出したものが働いてくれること』だとすると、
販売した作品もストック型になり得るのではないか。

購入してくれた方が作品を使ってくれれば、誰かの目に触れることになる。
これは『作品が働いてくれていること』になる。

今回の写真も同じ。
Instagramの投稿が働いてくれていた…と考えられる。


ストック型のコンテンツを充実させる

現時点でのマネタイズは作品を販売すること。
いかに作品を知ってもらう場所・機会を増やすか。

そのためには、ストック型のコンテンツを充実させることなのかな。Instagramやnote。
投稿の数を増やしていけば、それだけ働いてくれるコンテンツが増える。

ひとつ1つの質も大切だけど、まずは量。
量をこなしていけば自然と質も改善されてくるはず。

ー Profile ー

鈴木健太 | 木工房ベル

木製スーツアクセサリーを作る木工作家。

月に1回だけオープンするcafeのある

小さな工房をつくるのが夢。

▼shop

https://bell.base.ec/

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