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胎児の安らぎ

..,as if there is room for another presence

これはオステオパスのJames Jealous D.O.が一つの受精卵から私たちが成長する袋、空間について書いた一節です。

“その袋にはやわらかな金色の空間と胚子としての形態が存在する。面白いことに、胚子状の形が占めるスペースは半分で、他は誰かのために開けてある風にも見える“

大人になって、“私“という自我を持つようになった私たちからすれば、その胎児にも満たない小さな小さな種の様な存在の、私たちが収まっている袋の余白の空間を、もともと一つの受精卵から始まっているのだから“私“由来の空間ということもできるし、未知の叡智を秘めた空間、他の存在ということもできるかもしれません。いずれにせよ、生きていくための情報、安心に満たされたこの空間を、感覚としていつも携えていることは、今という難しい時代を安全に生きていくために重要さをましているように思います。

身体の言葉はいつも示唆に富んでいます。

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