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たかがバースデーカラー、されどバースデーカラー

カラーシステムの中で、オーラライト・カラーセラピーというものがあります。通常カラーセラピーの個人セッションでは、選ばれたカラーから今の心理状態を読み解くのですが、生年月日から導き出すバースデーカラーというものがあります。

自分で決めたり選んだりするわけではないので、どちらかというと占い的です。いわば運命論的に捉えるものです。

今の気持ちからのセッションの際に、このバースデーカラーについても知りたいとおっしゃるお客さまが多いのは、人はどこかしらこの運命論的なことに興味があると言えますね。

バースデーカラーを解説すると

では、その「バースデーカラー」をどのように読み解くかのお話をしたいと思います。

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例えばこのレッド・ブルー。

行動優先の人。何でもまずは経験する方が納得できます。責任感が強く、先頭に立って前に進んでいきます。周りから見ると、とにかく素早い判断力と行動力に満ちた人に見えます。ただ、本人的には意外と冷静な部分があり、見た目とのギャップが特徴です。

上下の色が、反対の意味を持っているところから、二面性があるのは想像しやすいですね。大胆さや思いきりの良さがトレードマークのような人ですが、内面は感受性が強く、精神面を大切にするところがあります。表面には出さないネクラタイプです。外での活動が中心のようで、ひとりの時間を充実させることが必要な人です。男性的な部分と女性的な部分の両面も持ち合わせています。これは女性だったら「姉御肌」男性だったら「男っ気が強い」タイプです。

そして、こだわりが強く、プライドが高く、自分の世界観を大切にしますので、ちょっと変わった人ではあるものの、それを全面には出しません。

良い色、悪い色があるのか?

バースデーカラーは、現在のところ(1900年代〜2021年)の生まれでは約40種類程度が出てきます。その中で何色が良くて、何色が悪いってありますか?ときかれることがありますが、この答えはNOです。

色の意味自体、良い悪いはありません。どちらにもなり得るからです。レッドの行動力や情熱的もネガティブに働けば、落ち着きがない、慌てん坊、熱血すぎて熱苦しい、などですね。

このようなことをパーソナリティーとして解説すると、ポジティブに現れる時とネガティブに現れる時どちらもあるので、その時々で今どちらになっているのかを意識してみると良いですね。

バースデーカラーにある色とない色

よく、バースデーカラーにある色の意味はわかりますが、ない色については苦手だったり足りない部分ですか?と質問されます。この質問については、ほぼYesです。ただし、解説が必要です。

私が、今まで何千人ものバースデーカラーを見てきて気付いたのは、例えば例にあげたレッド・ブルーの場合、レッドの行動力とブルーの精神性については、もともと持ち合わせているので、使いやす部分だと言えます。自然に出せる、あるいは勝手に出てくるところです。そして、イエローの論理的に物事を考える部分がありません。ただ、だからこの人は「考えない人」ではなく、もともとない色なので、後天的に獲得していく部分です。だから、年齢とともに努力して得るので、次第に強くなる傾向にあるということがわかりました。(今回は、レッド、ブルー、イエローの三原色に絞って解説しています)

また、自分にとって足りない色は、パートナーや家族が持っていたりで、バランスが取れていることもよくあります。補い合う相手として出会った人ですね。相性診断をしていると、その辺りに気付かれて円満な関係になる方々もいらっしゃいます。あっ、相性も決して良い悪いではなく、お互いを知ることが大切だとわかりますよ。

バースデーカラーは、当たってる当たっていない、というように楽しんでいただけたらと思いますが、お話を聞いてくださった多くの方々は、「何だか納得できます」とか「だからかあ、って思う部分あります」などとおっしゃいます。ようするに自分のことを知る、自分と向き合うきっかけのためですね。バースデーカラーで自分の強みを知ると、新しい発見にもつながり、なんとなくスムーズに物事が進むなって実感できると思います。


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