アトリエ・IMA “Shigechika Suzuki “

カウンセリングルーム アトリエ・IMA代表。https://atelierima-th…

アトリエ・IMA “Shigechika Suzuki “

カウンセリングルーム アトリエ・IMA代表。https://atelierima-therapy.org 日本心理療法統合学会正会員。eMC®EAPメンタルヘルスカウンセラー。 2017年に開業し、臨床を重ねています。

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  • IMAへの道は1日にして為らず

    セラピストとして日々感じること。心理学の研究も進み、マイノリティがマジョリティとなる世界がもうすぐそこまで来ているのかもしれない。

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セラピーは命がけ

セラピストが癒すわけではない心理カウンセリングや心理セラピー。 心に悩みを抱えた人はセラピストに話をすることで、いったい何が変わるのか。 精神科医のところへ行けば薬を出してくれて症状を和らげてくれる。 不安に感じていることや幻聴・幻覚・妄想。 不眠症に摂食障害。人と話すことができず、引きこもる。 コミュニケ―ションができず、仕事ができない。 リストカットを繰り返し、ツイッターに『死にたい』とつぶやく。 どうしてかわからないけど酒に溺れてしまう。 依存さえしていればストレスが

    • コンプレックスと自己開示。

      公式Xからの続き。 『鈴木先生は、ご自分の学歴のことをコンプレックスと表現してくださいました』 ただ、【コンプレックスは言語化しにくい】のです。 と、Y先生はおっしゃった。 言語化しにくいのはどうしてだろうか? それはもしかしたら、日本が〈恥の文化〉だからかもしれない。 自分の弱みだと感じていることを、敢えて言語化することによって、その弱み(のようなもの)は強みにもなるし、武器にもなる。 多様性だのなんだの言っていたとしても、自分の弱みを認識した上で大いなる(と思

      • 期待と不安がないまぜな、うお座の新月。

        憧れだった京都大学へ。二度目になる対面での学会開催。 三月三日、桃の節句。 灯りをつけましょぼんぼりに、お花をあげましょ桃の花。 五人囃子の笛太鼓、今日は楽しいひな祭り。 そんな桃色に染まったこの日、京都から戻る新幹線のチケットをインターネットで購入。 錚々たるメンバーに、自己肯定感爆下がり。 京都大学の杉原先生、大妻女子大学の福島先生、神奈川大学の山蔦先生、杉山先生、筑波大学の安藤先生、、 その他大勢、憧れの人たちが一同に集まる。 私なんかがこの場所にいていいの

        • 男女平等?

          多様性と叫ばれる昨今、最も身近にあるのが男女の差異ではないでしょうか。 そもそも『男女の差』というのはどこにあるのか。 そしてその平等性は果たして実現されているのだろうか。 私は考えました。そして結論としては遺憾ながら、否、でした。 では、どうして否なのか。いつから否なのか。 その理由を、もう少し深く考えてみることにしました。 いつから? 男女平等というものが叫ばれ始めたのは、ウーマンリブ、いわゆる女性の権利を認めよ、と女性が声高に主張し始めた頃からでした。 男は

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        • IMAへの道は1日にして為らず
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          僕たちだって。

          宇宙人。 地球だって宇宙にある。 だから僕たちだって宇宙人。 きっと何万光年という距離の先には僕たちみたいな時が流れ、生活があり、ストレスフルなサラリーマンがいる。 かもしれない。 知的生命体(言い方よww)は僕たち地球人だけで、グレイもUFOも存在しない、、 かもしれない。 答えなんて求めない。 僕たちは地球人、、 かもしれない。 #地球人 #かもしれない #心の声

          改めてnote、活用してみようかな。

          改めてnote、活用してみようかな。

          亡くなった祖父が言っていた。 タバコは、百害あって一利なし。 今を生きている私は言う。 戦争は、百害あって一利なし。

          亡くなった祖父が言っていた。 タバコは、百害あって一利なし。 今を生きている私は言う。 戦争は、百害あって一利なし。

          カミングアウト or not??

          ジェンダーフリー。 あなたの性別は男ですか?それとも女ですか? 私は、そのどちらでもない、と感じています。 だからといって、同性愛者でもないし、女装が趣味なわけでもない。 曖昧な性別、なのかな。 いわゆるクエスチョニング【Q】です。 ダイバーシティやら何やら、配慮やら何やら、それこそが差別や区別なのではないかと感じつつ、そのこにも属さない自分自身と向き合ってきました。 女性の、丸みを帯びた身体は美しい。 男性の、ゴツゴツとした筋骨は美しい。 美しいからこそ手に入

          あと数分で、この日が終わる。そしてまた新しい日が始まる。年齢を重ねるということは辛く苦しいことなのか。加藤諦三先生は、歳を重ねると人は成熟するのだ、と言った。身体的には衰弱するのかもしれないが、心はきっと輝かしいものになっていくのだろうと感じる。

          あと数分で、この日が終わる。そしてまた新しい日が始まる。年齢を重ねるということは辛く苦しいことなのか。加藤諦三先生は、歳を重ねると人は成熟するのだ、と言った。身体的には衰弱するのかもしれないが、心はきっと輝かしいものになっていくのだろうと感じる。

          道具の価値。

          お世話になっている方から贈られた万年筆。 箱を開けると、そこには普段から使っているボールペンとは全く違う輝きを放っている筆が一振り。 一振りなどと書くと、まるで日本刀のように聞こえるが、私にとっては記念すべき人生初めての万年筆なので、敬意を込めてこの表現を使うことにする。 名だたる文豪も使用していた万年筆というものを手に取り、その独特のペン先にしばし目を奪われる。 カートリッジを差し込み、インクが滲み出てくるのを待つ。 まるでネルドリップのコーヒーを淹れている時のよう

          脳から肉体、精神まで一通り調べてみようと、昨日思った。

          脳から肉体、精神まで一通り調べてみようと、昨日思った。

          10月31日の朝。横浜の元町で初めてハロウィーンのイベントが開催されたのはもう何年前のことだったろう🎃大人たちは『金にならないイベント』と及び腰だったが、今やクリスマスと並び経済効果の高いものとなった。何が化けるかわからないものですね👻

          10月31日の朝。横浜の元町で初めてハロウィーンのイベントが開催されたのはもう何年前のことだったろう🎃大人たちは『金にならないイベント』と及び腰だったが、今やクリスマスと並び経済効果の高いものとなった。何が化けるかわからないものですね👻

          助けを求める手。

          ◎言語コミュニケーション ◎非言語コミュニケーション コミュニケーションの形には主にこの二種類。 言葉や文字で思いを相手に伝えるのが言語コミュニケーション。 表情や態度、目に見えないサインなどで伝えるのが非言語コミュニケーション。(イラストの猫は人の言葉が話せないため、非言語コミュニケーションを使っていると思われます) どちらもコミュニケーションの形ではあるが、もちろん得意不得意もある。 発信する側も、受信する側も。 世界中がこの状態にあって、マスク越しに表情を読み取

          デジハラ(デジタルハラスメント)

          世の中に溢れるハラ・ハラ・ハラ。 あなたはいくつ挙げられますか? 今回ご紹介したいのは、デジハラについて。 デジタルからハラスメントを受けるなんて、ずいぶん自分勝手だなとも思いつつ。 本当のところ、何者からハラスメントを受けているのか? それは、自分の中の羨望だったり恐怖心だったり疎外感だったりするのかもしれません。 ベストセラー著作『スマホ脳』でも挙げられているように、SNSとの関わり方によってメンタルへの影響は変わると言います。 ・消極的(タイムラインを見てるだけ

          デジハラ(デジタルハラスメント)

          事件は現場で起きている!

          『ガテン系の仕事』 という言葉にどんなイメージをお持ちだろうか。 したいかしたくないかで言えばおそらくしたくない、という意見が大半なのではないかと思う。 でも、そんなガテン系の仕事をする人がいなければ私たちの社会生活を営むことは困難だろう。 自分たちの住む家も、通勤している間も、スヤスヤと眠っている間も。 現場は動いている。 かく言う私も、カウンセリングルームの代表の他にガテン系の仕事をしている。 男の最終地点と呼ばれるような仕事。 面接時に必要な書類の多さには辟

          事件は現場で起きている!

          仲間の大切さ。

          日本心理療法統合学会の記念すべき第一回大会が修了した。 zoomでの開催だったが、とても有意義で落ち着いた雰囲気に心癒された二日間になった。 その中で感じたこと。 それは直接的に関わっていなくても心理療法家として活動する仲間の大切さ。 年齢や性別に関係なく、誰もが同じ方向を向いていた。 臨床経験のたくさんある方や、専門機関でしっかりと教育を受けた方。 こんな機会でもなければ恐れ多くてお声などかけられない先生方など、そのエネルギーに圧倒され、そしてやる気と勇気が出る。