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12ヒーラーズと歩く12の軌道(10)〜ゲンチアナと牡牛座

バッチフラワーレメディを携えて歩くホロスコープの旅。
前回更新した乙女座の季節から、太陽蠍座の季節になったところで、対極の牡牛座レメディを象徴する感情が現れてきた。
それは「絶望」...

乙女座の季節をメンテナンス月間として、心身の問題に取り組んできたのだけど、
太陽が天秤座15°から蠍座15°の「バイアコンバスタ=焼失の道」を通過しようとする頃、コロナに罹りました。

職場でなぜか、私含めた太陽「火」エレメントの3人だけが発症...
とにかく頭が痛くて、頭部は牡羊座/火星の管轄かなぁ、
これは火エレに関する何かを見直す時、
とあまり頭を使わないように過ごしていたにもかかわらず、
もう2週間経つけど、まだすっきりしない。

「バイアコンバスタ」には、ネイタル冥王星とアセンダントもあるので、
ここが山場かもしれないと感じながらも、まさかコロナになるなんて...
アセンダントを超えれば抜けられるかも、なんて淡い期待も裏切られ、
体調の悪さのせいかもしれないけどネガティブにしか考えられない日々が続きます。
それでも「こんな自分じゃダメだから、どうにかしなきゃ」と考えてしまうのは、
火エレの悪い癖なのかもしれず、一回本当に絶望した方がいい、
と思いながらも、ちょっと動けるようになると足掻いてしまいます。

昨日の夜も、星読みyujiさんの「宇宙会議Chiron編」をライブで視聴してたのですが、20分を残してあえなくリタイヤ...もう少し回復したらアーカイブで観ようと思う。
でもそれがヒントになって、トラウマ的な牡牛座軌道に辿り着けたのかもしれません。

12の軌道の歩き方
【基本編】
・ホロスコープの[①太陽②月③アセンダント④水星⑤土星⑥チャートルーラー⑦1ハウスにある天体]のサインが該当するコミュニケーションフラワーの、マイナス指標が出てきていないかチェック。合わせてプラス指標も参考にする!
・コミュニケーションフラワーをメンテナンスレメディとして取り入れる。
【応用編】
A:上記①〜⑦に該当する軌道のコンペンゼーションフラワー・ディコンペンゼーションフラワーの症状が出ていないか合わせてチェック。その状態になっていたら要注意。
B:基本編に従ってチェックしたけど該当しない、でもうまく働いていないと感じるレメディの軌道を辿り、ホロスコープと照らし合わせてみる。該当するサインや天体が、重要なハウスにあったりアスペクトを形成している可能性がある。

上記には当てはまらないけど、牡牛座には「キロン」がある。
それは「⑦1ハウスにある天体」のほぼオポジションの位置。
細かく言えば⑦に該当する天王星は、ほぼ2ハウスとも言える位置なのですが、そういう点では2番目のサイン牡牛座的なところのトラウマ発動も十分にあり得る...。

牡牛座の軌道 ゲンチアナ ∞ ウィロウ ∞ ワイルドローズ


コロナに罹って、牡牛座の示す肉体感覚、五感、安心感や満足感が脅かされたのは、いうまでもない。
それが牡牛座キロンの痛みを再発させたとしても何も不思議はなく。

五感、実体、肉体。
これらは、生命が世界と関わるための手段です。
この「感覚」は、「生命」そのものの意義とぴったり結びついています。要するに、心地よいとか美しいとか「感じて」いるのは、肉体のほうではなく、生命そのものである、といってもいいでしょう。感じ取られたことは、命によって価値に変換されます。

『12星座』(石井ゆかり)より

そして、牡牛座の3つの軌道のエッセンスが示すプラス指標は下記の通り。

ワイルドローズ ENTHOUSIASM/バイタリティが蘇り人生への希望がでてくる
ウィロー POSITIVE/自分の人生に責任をもてる
ゲンチアナ ENCOURAGEMENT/失敗や挫折を乗り越えて立ち上がる信念をあたえる

もうなんか、ほど遠いところにいる。

大袈裟かもしれないけど、一切の心地良い感覚を奪われて、生きてることの楽しみやよろこびなんてあっただろうか、何のために生きてるかわからなくなってしまった。
回復したとて、この先に希望なんてあるんだろうか?
病によって引き起こされたネガティブな思考状態はまさに「ゲンチアナ」かもしれない。
そう思って本とPCを久々に開いてみた。
淡い期待がまた吹き消されるのを恐れながら...

牡牛座のコミュニケーションフラワー〜ゲンチアナ

ゲンチアナタイプは、永遠のペシミストといえるでしょう。彼らは全てを疑い、ネガティブな考えをもつに至った正当な理由づけまで見つけ出します。困難がやってくると、すぐに勇気を失い、落ち込んでしまいます。心に描かれる様々な懸念が原因で、状況はさらに悪くなっていきます。

『バッチフラワーニューセラピー Ⅰ 12の軌道』(ディートマー・クレーマー)より

普段こんなネガティブな人が目の前に現れたら、獅子座のバーベインが檄を飛ばすところなんだけど...

抵抗力を奪われ、回復しないのではないかと病人の心に疑いが生じたときに、ゲンチアナの症状が、長いあいだ病気を患った結果として現れることもあります。あるいは、長期にわたる問題(中略)、解決の糸口がつかめないように思える状況にある場合も、ゲンチアナ状態に陥ってる可能性があります。ただし、ここでは懐疑や落胆と、あきらめや内なる降伏状態とは区別する必要があります。

同書より

そう、たった1週間だとしてもコロナの病状は辛くて、以前に患った眩暈が再発したり孤独に押し潰されそうになったり、もう生きていく勇気がないように感じられていた。

この状態はもっと悪い段階に入っているのだろうか?

牡牛座のコンペンゼーションフラワー〜ウィロー

・自分を、運命から見放された犠牲者だと感じている
・私の憤りは、むしろ自分自身を破壊するエネルギーを持っている かつて一度、憤りが原因で、自傷行為に及んだことがある
・心から喜びを感じることは、もうできない。

ゲンチアナ状態における悲観的態度は、常にただひたすらネガティブなことだけが予想され、原因と結果の法則に従って、実際に不幸が呼び覚まされます。これに対してウィロー状態においては、このような自分の弱点が克服されないまま、周囲の人々や、運命によって裏切られたと憤りを感じながら、人生から引きこもっていくことになります。

なるほど、ちょっと回復したかもしれないけどつい昨晩はそんな状態だったかもしれない。
次の段階に陥っていなかったか、さらにチェックしてみようか。

牡牛座のディコンペンゼーションフラワー ワイルドローズ

・心の中では完全にあきらめている
・何をしても意味がないように思える
・心の中が空っぽだ
・空虚な心の状態で、ふらふら歩き回っていることがある そんなときは食欲がなく、仕事もできず、何に対しても喜びを感じることができない
・何に対してもやる気がなく、人生に意味を見出すことができない 喜びを与えてくれるものはもう何もない
・心が死んでいるように感じる
・生きることが楽しいとは思えない
・自殺をよく考える
・自分で自分を見放している
・精も根も尽き果ててしまったと感じ「もうこれ以上できないし、これ以上気力が出てこない、すべて無駄だ」と思うことがよくある

全く当てはまるとは思わなくても、簡単に認識できないのがワイルドローズ状態の怖いところらしい。

彼らは活動的で、人生に期待していることがあるのに、満たされることがありません。(中略)心の中では関心を持っていないのに、他の人たちの心を動かし、熱狂させることができる人たちもいます(バーベインの構成要素)。外側に向かっては楽しそうにし、内面の空虚感を外から見えないようにしようとしている人たちもいます(アグリモニーの構成要素)。

なまじバーベイン(太陽)とアグリモニー(月)を持っているから、そう言われればそうかも、と、思えてくる。
実はそうだなぁ、ここ数年くらい周りが熱狂していることに共感できない。
私の抱えている虚しさを誰もわかってくれないと思ってしまう。
時々(でもこの頃頻繁かも)ものすごい無気力になるのは、ワイルドローズ状態がどこかにあるのかもしれない。

…このままでは危険、と、気になりながらもまだ手を出していなかった『バッチフラワーニューセラピー Ⅱ』を注文してみました。
思考だけではどうにもならない、生命力や気力を取り戻せるのかどうか、無意識の絶望やあきらめを克服できるのかどうか、もう少しがんばってみようか...


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