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ライオンのひとりごと〜水の都の予習と備忘録

占星術の学びがすっかり滞っているこの頃。
「滞り」は「水」案件、流していかなければならないなぁと思っていると、
そういうサインがやってくる。

来月はまた1週間くらい旅に出ようと思って色々考えていたのに、どうもこれって決まらないなぁと、少し流れに委ねてみようかと動いてみたら思わぬ方向からお呼びがかかり、そうするとあれやこれやと決まってくるから不思議なもの。

上の写真は、冥王星-火星コンジャンクションの前日、流れに身を委ねてたどり着いた場所。
いつも違う角度から見ていたはずなんだけど、振り向いた途端「ピラミッドだ!」と思ったよね。

『鏡のなかの迷宮』カイ・マイヤー

ちょうどこれ、読み終わったあとだったものだから。

それでその日の午後も冥王星-火星効果で落ち着かなくて、うろついてたらたどり着いたのがこれ。

「錯覚展2024 杉原教授の不思議な世界」より。鏡に映ってるのに「振り向かない」鳥たち

鏡…繰り返しますが本のタイトル『鏡のなかの迷宮』。
物語に「水の女王」という存在が出てくるのだけど、主人公の頭の中で声がするという設定、ちょっと今回の冥王星-火星っぽい。
はっきり何を言ってるかわからないけど、動かされた感。

で、旅の話。日程は決まったのに行き先が決まらなくて、そもそもなんで旅に出たいのかもよくわかってないまま、知人のいるところを訪ねてみようかと連絡してみる。
すると「お水取り」なる行事があるという。
「気になる!」と思って調べると、そのお水が配られるという。
やばい「水の女王」だ。私はその水を飲んじゃうのか?

そうと決まれば行き先は高野山からの、奈良だ。
高野山よりも先に「丹生都比売神社」が気になって、行ってみる予定。
その不思議な名前は梨木香歩さんの『丹生都比売』で覚えてたけど、
物語はほとんど忘れていたのでまた読んでみたところ。
今まで日本史に全く興味がなかったのだけど、今回はなかなかに興味深くて、その地へ行くことが俄然楽しみになってきた。
そしてまたいろいろと調べていたらやっぱり「水」に縁が深い。

余談だけどいつも「丹生津」って書き間違えてしまうのだけど、
同じく川に縁が深い「瀬織津姫」という神様もいるよね。
と思って検索したら興味深い説が色々と浮上してきた。
「丹生都比売」と同様、古事記や日本書紀に登場しない神様だとか、
その存在を神話から消したのは『丹生都比売』の物語に出てくる持統天皇だとか…。
ちなみに、丹生都比売は天照大神の妹とされ、瀬織津姫は天照の荒魂だとされる説もあるという。

これ、小説のネタバレになるから詳しく書けないけど『鏡のなかの迷宮』にもつながっていくのだ…
まぁ私などが言うまでもなく、世界各地の神話は迷宮のごとくどこかでつながってるんだろうな。

その足跡を辿っていくような今回の旅で、私は自分の中の何に気がつくことができるんだろうか?


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