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「ダークツーリズム」を知った。


井出明さんの『ダークツーリズム』(幻冬舎新書、2018)を読んだ。


ダークツーリズム :
戦争や災害をはじめとする人類の悲しみの記憶を巡る旅 (井手明『ダークツーリズム』)

ダークツーリズムは、1990sにはイギリスで提唱されて以来、現在では世界で注目されてて、

動画視聴アプリ NETFLIX
ダークツーリズムのドキュメンタリー番組として視聴できるので、興味がある方に見てほしい。日本の震災被災地や端島(軍艦島)、富士樹海が取り上げられてます。

「世界の現実旅行」(Dark Tourist)

"ダーク"という言葉に固定概念を持ってしまって、どうしても受け入れがたくなってしまう。
けど、悲劇が起きた場所を訪れて実際に見て感じることで 漠然とした社会問題について深く考えるようになったり、自分を見つめ直すことが出来る。

日本のダークツーリズムの地としてどこが浮かび上がるか?

東日本大震災の被災地や、原爆ドーム、足尾銅山…小学校の社会の授業で習った。

原爆ドームには、足を運んだことがある。

(2017年の8月。自転車のツーリング中に立ち寄った🚴)


実は、北海道の人気観光地、小樽もダークツーリズムの地として挙げられる。これには驚き。性労働の悲しみや、下層労働者の苦しみ、戦争に使用された特攻艇の基地でもあったことを知った。

他にも人気観光地という光の裏に、影となる負の遺産はたくさん存在していて、それは自然災害の爪跡だったり、戦争、労働、強制隔離など多岐にわたる。

自分が無知なことが恥ずかしくなったけど、そんな日本の側面に今気づけて良かった。

旅は、美味しいものが食べれたり、見たことない絶景に感動したり、輝かしい印象が強い。自分へのご褒美でもある。

でも、旅=人生を豊かにするものっていう普遍的な位置づけから、ダークツーリズムも旅としてたくさんの人に認知されるべきだなって思う。

教科書で習ったりニュースで見るよりも、実際に現地に行って見て感じることが真の学びにつながるはずだから。

井手明『ダークツーリズム』(幻冬舎新書、2018)

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