もう入りきらないほどの恩をいただきました。
この結果は、皆さまのお力添えあってのものです。
応援していただいた方。情報を広げてくれた方。直接的にご支援していただいた方。制作のお手伝いをしてくれた方……。
皆さまに心からお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
今だから告白しますが、
クラウドファンディングをはじめた一か月前は不安な気持ちに支配され、ネガティブなことばかりが頭の中を駆け回り、眠りについていない時間がとてもつらかったです。
「こんなことなら、クラウドファンディングなんてやらなければよかった」
後悔したのは一度や二度ではありません。
しかし、結果だけ見ればこのプロジェクトは成功というかたちで終えることが叶いました。
期間中にどういった行動を取るのが正解なのか。そんなことはわたしにもわかるはずがないのですが、30日経って一つだけ気がついたことがありました。
それは、いままでの自分が積んできた”徳”は変わらないので、期間中に何をやってもそんなに結果自体は変わらないんじゃないか。
ということです。
もちろんクラウドファンディングを行っていることを知らないに人に向けて情報を伝えることで、少なからずのご支援をいただけるかもしれません。
しかし、いくら”徳”を積んできたのかが直接的に反映されるのがクラウドファンディングなのかもしれない。とわたしは考えるようになっていました。
クラウドファンディング開始前にしっかりと準備することも重要ですが、
やはりどんな人生を歩み、どんな人たちと巡り会ってきたのか。ということのほうが、結果に反映されると思います。
そんなことを耳にすると、あまりに参考にならない佐久良マサフミの本記事……。はいすみません。
ここからはわたしがいき着いた、期間中にやるべきこと。です。
それはいたって単純なことです。
感謝を伝えること。『ありがとう』を何度も言うこと。
です。
わたしはTwitterでお礼企画と題して、制作に携わっていただいた方やいつも応援していただいている方、リアルタイムでご支援してくださった方をメンション機能をつかって紹介すると同時にお礼の言葉を記すことにしました。
※noteの前記事でまとめております。もし良ければご覧くださいませ。
これはcampfireさまでわたしの担当をしていただいたさなえさんと、DTPを担当していただいたあかまつさんのご意見を足したものです。
新たな輪を広げようとしたり、拡散に力を入れようとしたり、一人ひとりにお知らせを送ったりしているととても疲れます。
リアクションが思い描いているものよりも芳しくないことが多く、その度にしょげてしまうのは本当に体力をつかうことを、わたしも身をもって体験しました。
しかしこの行動は”徳”を積む行動だと思っております。
お礼を伝えると、Twitter上で返信をいただけたりしました。
「携われてよかったです」「こちらこそありがとうございました」
など、わたし自身を元気づける言葉も多数いただきました。
地道ではありますが、わたしに残された手段で最も有効なものだったと思います。
最終日では改めて応援の言葉をいただいたり、RTなどで盛り上げてくださる方もいて、結果的にわたしは救われたような気がします。
本当にありがとうございました。
喜びを、強く噛みしめます。
胸の内側が熱くなります。
瞼をぎゅーっと閉じます。
息を吸うのをやめます。
相手にされなかったこと。思い通りにいかなかったこと。完成しないと言われたこと。見えていなかった現実に阻まれたことが、苦い味となって口の中に広がります。
大変だった……。本当に大変でした……。
もういいんじゃないの?
おめでとう。というメールやお言葉をたくさんいただきました。
その度にわたしは、うれしい。ありがとう。と何度も言います。
目をゆっくりと開けると微生物みたいなものが、光の中を走ります。
部屋の電灯がまぶしすぎて、やっぱりもう一度目を閉じてみると、とても幸せでいい気持ちになって、
口の中で、ありがとう。を転がしながら、
また夢の中を旅しようと思いました。
それではまた。
これからもどうぞよろしくお願いします。
佐久良マサフミ
お金にならないことばかりやっております……。もしよければ少しでもお金ください。大喜びします。