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高校生でも真似できるような出版

「耳元の鈴を鳴らさない!」の入稿が終了しました。


これから印刷、製本作業が進められていきます。


写真は今回の製本を担当してくださっている、大分県の印刷会社「プリントキング」様から送られてきたものです。





我々も完成が楽しみです。

との一言ともに送られてきました。




子どもはおりませんが、我が子を眺めるような気持ちが近いのでしょうか。

はやく会いたいですね。

楽しみです。







このnoteの場を借りてお伝えしておりますが、

この企画はわたしがお世話になった「大分」と「映画」へのかたちに残る恩返しがしたい

という思いのもと、立ち上げられたものです。



従来の出版形態とは異なるかたちで本を作りたいと考え、新規性をもった工夫を数多く散りばめてきました。


しかし、当初の「恩返し」というコンセプトを守り抜くことは念頭に置くことを忘れませんでした。






先日、耳鈴の企画について話している時に

「この小説を読んだ方に伝えたいメッセージは?」

という質問をされました。




「この作品を読んでくれた方が、


『大分っていいな。今度の連休に行ってみようかな』

『そういえば最近、映画館行ってなかったな。久々に行こうかな』


って思い立って足を運んでくれたら最高ですね」






これは本当に理想的です。

『恩返し』というのが叶っているような気がします。

大分や映画の魅力が少しでも届けられたら最高ですね。




ただ、

それだけでは弱すぎると思いました。


そこで、

「高校生でも真似できるような出版のかたちを作ってみよう」

と思いました。

できる限り難しいことをしないで、後世の若い方でも作れるような。

将来、作家になりたいという強い熱意を持った方でも作れるような。


わたしみたいに何も持たない人でも、高校生でも本を作れる。ということを立証できればすごく夢のあるプロジェクトになるはず……。








「耳元の鈴を鳴らさない!」は出版経験のある出版社を介しておりません。


わたしが声をかけた素晴らしいクリエイターの方々のご協力を得て生まれた作品です。





現在、携わってくださったクリエイター様は30名を超えました。

編集者、イラストレーター、DTPオペレーター、装丁家、スタイリスト、映画監督、漫画家、シンガーソングライター、グラフィックデザイナー……。もちろん作家志望の方も。






この企画がうまくいったあとは、本当に高校生のプロデュースでもやってみたいです。










もちろん、熱量は必須ですが……!



お金にならないことばかりやっております……。もしよければ少しでもお金ください。大喜びします。