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うどん音楽祭(潮騒ロックPre.) THE MAYTH ライブレポート 20221016


いやいや、食った食った。(言いたいだけ笑)


人生初、カホンでのアコースティックライブ。
レポートいきましょう。

今回はこれ👇

ヨコクラうどんのしょうゆうどんがデカデカと。


今回のライブ会場はまさかのうどん屋さん。
そして私はカホン(カホンとは打楽器の一種。ただの四角いイスにしか見えない)を使ったアコースティックライブ。

真ん中、カホンに座る私。
左で嬉しそうにMCしてるVo.Hassieと
お客さんのように右でビールを楽しむGt.Akito


イベント内容はアコースティックのバンドや弾き語り+うどん屋さん✖️潮騒ロックのトークなど、香川でしか作れないとても素敵なイベントでした。


お客さんの層としては、半分以上の方がうどん屋さんで行われるイベントだからって理由で来てくれてました。
これには大きな驚きを受けましたし、ただただ嬉しくてありがたいですね。


元々香川を知ってる人は香川=うどんというイメージが強いと思いますが、近年はうどんと言っても
うどん屋さんが自ら店(麺やメニュー)の特徴や中の人のキャラクターを発信し、別のお店との繋がりをお客さんへイベントとして売り出すことで(ラジオ配信やうどんスタンプラリー等、)
安くて美味い昼食というイメージから、どこで食べようかなといった気分や、人の繋がりで足を運ぶ地域に根強く浸透したカルチャーに昇華しています。

他の出演者のライブ中にお酒を飲むことはあれど、
爆裂に美味いうどんを食べることができるのはここならでは。
私もたっぷり楽しませてもらいました。



イベントの折り返しでうどん屋の店主の方々(現地ヨコクラうどん、丸亀のよしや、三豊の三好うどんそれぞれの店主さん)と潮騒ロックの実行委員の対談があったのですが、やはり新規のお客さんをどれだけ取り込めるかが重要。
そしてSNSを活用するのが当たり前の時代。
皆認識してるのが当たり前の時代。


食も音楽も、お客さんはネットできっかけを持ち足を運んでくれるのがスタンダードとのことで、ただただ孤独に腕を磨くだけで見つかることは無く、発信することで多くの人に見つかって、知ってもらって生き抜き続けるために必要なのは何においても同じであるってのがよくわかりました。


より多くの人に楽しんでもらいたい。
来てよかった、出会えて良かったと思ってもらいたい。
楽しめるものなんてたくさんあると言われればそうなんですが、自分が信じて作ってきたものに誰かが共感してくれて、その誰かと良いと思い合えるものっていくらあっても良いんです。

香川県を拠点に活動してるバンドと
香川県に店を構えてるうどん屋さん。
それぞれの日常が混ざった結果、こんなにも楽しい非日常な1日になりました。



パーカッションセッティング&小話
お客さん側、真上から見た構図。
ただの箱に見えるカホンは裏に穴が開いていて、そこにマイクを突っ込んでスピーカーから音が出る
って感じです。


3つほどミニドラムを使うバンドがあったのでドラムセットという選択肢もありましたが、カホンでよかった。
音がデカくなりすぎそう。というかアコースティックの演奏で、お客さんにバランスよく聞かせる技術が他のバンドを見た感じだと私には(まだ)無い。
もちろんイベントを舐めてかかってる訳じゃなくて、俯瞰で見た今の自分に対する分析です。
音楽ってほぼ目に見えないし、ライブって流れていくものだけど、それに甘えていけるっしょ!って突貫するのはるのはお門違い。
ミニドラムを使ってる方々、やはり上手かったです。

カホンを使ってみて感じたこと
・ドラムの経験では思うように叩けない。
ドラムとは違いますし、周りもエレキギターではなくアコースティックギターや音が歪んでないベース・ボーカルで、バンドセットよりも音量が遥かに小さいので、何より混ざりが重要。
ベースの演奏リズムとカホンのリズムは混ざってないとより大きな違和感に繋がるし、演奏のブレはよりダイレクトにお客さんに届く。
『うるさすぎて何やってるかわからない』が無い。
やってて難しいなと感じた大きなポイントです。


・お客さんとの交流が取りづらい
これ、練習してる時は全然気づかなかった。
股の下にあるイスを叩くので
演奏に集中するとすぐ下向いちゃいます。

今回、ライブ後半ではかなり前向いて演奏できましたが、前半はほぼ前見れてなくて曲間のMCでハッとして気付きました。『お客さんの方見てねえじゃん。何やってんだ』って。
しかし前向いて叩くとやはり狙いが甘くなり、音やリズムや音が淡白になったと思います。
経験不足。
発見があって改善策まで手に入れたので大儲け。

・ドラムに比べて音ゲーに近い感覚
これは分かる方だけニッコリしていただければ。
基本はベースのリズムに合わせてましたが、合奏で鳴ってる楽器の中でもパート毎に曲中の押し引きが微妙にあることに気付きました。
何に合わせるか、何を引き立たせるのかってのがシビア。
1曲の中でAメロ、Bメロ、サビとかのセクションがあるのですが、に合わせるかってのをもっと練り込んでいかないと波が生まれない。


THE MAYTHのYouTubeにも今回のライブは既に上がってますし、潮騒ロックのTwitterアカウントに生放送のアーカイブもあります。
ここまで読んでくれた方、流石に興味ない訳ないと思うんで、ぜひ見てみてください🙌



https://twitter.com/shiosairock/status/1581501221998710784?s=46&t=j41bg1eLq0DPu8sL7tEH5Q

☝️は9:48くらいから演奏です。
潮騒アーカイブはそのうちリンク切れちゃうと思うのでお早めに。





おまけ


死ぬほど食ってます。
イベント場所が食事できるところだった場合際限なく食ってしまうので体に良くない。
美味いのが悪い。気持ちいい。


到着即駆け込み1杯。
急ぎでぶっかけ冷大ととり天。



出汁より麺が強い感じ。
ツルツルモチモチで伸びのある麺は満腹感を置き去りにするような喉越しで一瞬にして完食。
麺は若干細めで、一度に大量を口に運んでもストレスなく啜れました。


お盆を返してそのまま並び直して2杯目。


朝うどんが沁みすぎて畳み掛けるように2杯目。
醤油うどん冷小。
うずらと大根おろしと大量の柚子がかかったところに醤油をサラッと2周、回しがけ。
柚子の酸味がかなりガツンとくるのでもう1周半くらいかけてもよかったかもしれない。
強いサッパリって印象。
大根はいっぱい乗ってるけど辛くなくてめちゃ食べやすい。
麺にしっかり絡み、丼の底に残ることも殆どなく
全ての相性がマッチした美しい一杯でした。


リハでの1枚。


止まり木のゴリラですか?
これ実は個人的にかなり叩きやすいフォーム。
アコースティック界の警察がいたら1発逮捕な罰当たりフォームなのかもしれない👮


リハ前喫煙所タンクトップエナドリおじさん


Vo.Hassieは何故かタンクトップ。10月半ばですよ。
私も半袖短パンだったのでほぼ同じ服装なのですが、外でいる時に通りすがりの方から『沖縄の人??!』って声かけられたらしいです笑笑
沖縄の人に失礼なのかなんなのか…
(この写真、チャックが空いてるように見えてドキッとしたのは私だけでは無いはず)


出番後、他の方のライブを見ながらうどんを食べるという
行事をしたくて肉うどん冷大。


これ、肉マジで美味しかった。
甘く煮込まれた肉。だけどめちゃくちゃ柔らかい。
肉のスジも一切歯や喉に引っかかることなく、肉うどんの冷を頼んだ時にありがちな固まった脂も無し。
めちゃくちゃレベル高いと思いました。
肉うどんは綿屋(丸亀)のスペシャルぶっかけだと決めつけていたのですが、ひっくり返されたかもしれません。
ガッツリいきたい方、絶対食べた方がいい。
ライブを見ながら食べるうどん、格別でした。、



立て続けに。
明太温玉ぶっかけ冷大。


これ、THE MAYTHで照明をしてくれてるさかもがめちゃくちゃ気に入ってました。


明太のうどんってまずそんなに扱ってる店舗が無くて、私はこがね製麺くらいでしか見たことなかったんですがいやはや、美味かった。
辛味は殆ど無くて塩気って感じで、これは多分研究した結果なんだろうけど麺にしっかり食いついて口の中まで届く。
温玉はトロッとではなく少し固形感。
だけど麺のテクスチャーとの対比がついて良いアクセントに。
海苔の風味もちゃんと主張があって、かつ固まりになることなく、散らばった磯の風味が明太との水属性マッチで明太温玉ぶっかけとしての平均を大きく上げてくる。

なんでこの時点で7玉も食べてるんですかね。

そりゃうどん屋さんの特徴も把握しますよ。
総じてヨコクラうどんは優しい。
麺の角は認識できるけど(味含めて)尖ってるわけじゃなく、滑りが良いけど上物をしっかり引っ掛けて口まで連れて来てくれるって印象です。

逆に引っ掛けることをしないしっぽくうどんとか気になりますね🧐また行かなきゃ!



狂気の5杯目。
今日のイベント限定の炙りチャーシューうどん冷小。
大と宣言したけど少しか無かったので。


鳥ハムとチャーシューとカマンベール。
それぞれを炙って仕上げにオイルがかけられた逸品。
自分で醤油をかけていざ口の中へ。


美味い。
確かに美味いしかない。
上物が大きいのでもちろん麺が具を連れてきてくれるわけはないんだけど、別で食べるよりは全然これで完成してる。

イタリアンって感じではない。
オイルのおかげか醤油は滑ってルックス面では全部麺に流れていくんだけど、しっかり味ついてる。

あんまり意味わかってないけどチーズも何故かうどんに合う。
オイルかかってて重そうに見えるし重そうだなと思って食べるけどそんな感じもない。
これは凄い。
レベル高すぎて理屈では語れない。
衝撃の1杯でした。
なんせ麺が強すぎる。何にでも合う。
以前バンド練習終わりにヨコクラうどんに来たことあるんですけど、その時はカレーうどんがありました。
今回はメニューに無かったんですけど、めちゃくちゃ美味いんだろうな。
店でカレーうどんなんて邪道すぎるという先入観から頼んだことはないのですが、次見つけたら頼んでみたいと思えるくらいには期待持ってます。


うどん好きだし、今回1日中居た事でひたすら食べまくることができたのですが、流石に8玉は食べ過ぎです。
家帰ったら3キロ増えてました。
筋トレのモチベーションになるので問題無し。



帰りにずっと気になってたどんぎょう(ホントは漢字)
Vo.Hassieに連れてってもらいました。


まだ食うのか。
食います。
でかい音出す為に食います(言い訳)

天津飯小。
小ではない(小です)
餡がめちゃくちゃ味濃くてひっくり返りそうになりました。
甘い寄りではなくしょっぱ目。
美味い。
Vo.Hassieはチャーハンの大頼んでメガしんか来るんじゃないかとビビってましたがそんなに爆裂では無かった。
普通に食事目的で行ってもしっかり食べたい時は大頼んでも大丈夫そう。



ではまた。

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