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美味しい嬉しい記録Vol.25#177

皆様、おはようございます。
佐伯です。

さて仕事柄、全国各地の食品メーカー様と取引させて頂き美味しい食べ物に触れる機会がとても多いです。
毎週日曜日は、私が実際に食べてみた飲んでみた物をシリーズでお届けできたらと思い企画しました。

さて今回は昨日今日と開催されている催事に当店も出店しよく売れている商品についてご紹介したいと思います。
それは私も大好きな「ラムネ」です。

このラムネ。
調べてみると中々に歴史が古く背景がとても面白いので皆様と是非共有したいと思います。


①スワンラムネ(Kラムネ):創業時の明治時代から作り続けてきた、友桝飲料のラムネ

今回、ご紹介する商品はこちらの株式会社友桝飲料さんから販売しています、スワンラムネでございます。

株式会社友桝飲料さんは佐賀県に所在する飲料メーカーさんで創業が
なんと明治35年5月だそうです。

創業157年というとても歴史のあるメーカーさんです。
ちなみに蛇足ですがかの有名な大隈重信が開校した早稲田大学が現在の大学名に改称した年です。(以前は東京専門学校)

友桝飲料さんの商品全体に共通して申し上げることができるのですが、とても丁寧に作られており喉越し、後味がとても良いのが感想です。

こちらのラムネもとても舌触りがよく、程よい炭酸と飲んだ後の爽快感がとても素敵な商品です。
きっと明治時代の人々も、あまりの美味しさとハイカラに驚いたと思います。

さて次の章ではラムネとサイダーの違いについて調べてみたので皆様と共有したいと思います。
ラムネとサイダーの違い、皆様はご存知でしょうか?
調べてみるとびっくり。
明確に違いがあるのです。

②ラムネとサイダーの違いは何ですか?

ラムネとサイダーは、どちらも日本で人気のある炭酸飲料ですが、いくつかの違いがあります。

  1. 成分と風味:

    • ラムネ: 伝統的なラムネは、砂糖とレモン風味のシンプルなレシピで作られます。特有の甘くてさわやかな味が特徴です。

    • サイダー: 日本のサイダーは、リンゴ酸を含んだ炭酸飲料で、通常、リンゴ味ではなく、独自の透明で甘い味がします。サイダーは味のバリエーションが豊富で、様々なフルーツフレーバーや他の味が楽しめます。

  2. 歴史と起源:

    • ラムネ: 19世紀に日本に導入されたラムネは、イギリスのレモネードが原型です。ガラスボトルと独特な玉栓のパッケージが特徴です。

    • サイダー: サイダーはより近代的な飲料で、西洋の「ソーダ」や「ポップ」に近い形で日本で開発されました。

  3. ボトルデザイン:

    • ラムネ: ラムネは、ガラス製の瓶に小さなガラスの玉が栓として使われており、飲むときにその玉を押し込む必要があります。

    • サイダー: サイダーは通常、ねじ蓋付きのプラスチックボトルやアルミ缶で提供されることが多いです。

これらの違いにより、ラムネとサイダーはそれぞれ異なる味と風味を提供します。
ラムネは特に伝統的な日本のイベントやお祭りで楽しまれることが多く、サイダーは日常的に広く消費されています。

③まとめ

「ラムネ」という名称は、英語の「lemonade」(レモネード)が変化したものです。
日本語の発音に合わせて「ラムネ」となり、これが定着しました。

元々はイギリスのレモネードが開国と共に日本に持ち込まれた経緯を考えると日本の近代化の象徴的な飲み物だと言えます。

現在ではすっかり定着し、日本の夏祭りやイベントにおいて、大人も子どもにとってもお楽しみの一つとして根付いています。
独特なボトルと開封方法、爽やかな味わいが、暑い季節にぴったりのリフレッシュメントを提供し、日本の夏の風物詩として愛され続けています。

ラムネは日本国内外で愛される飲料であり、日本の文化や伝統の一部として、今でも多くの人々に親しまれています。

きっと次の100年も残っていく日本の伝統的な飲料になるのかと思います。

それでは最後に「ごちそうさまでした」。


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