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遠くない未来の交通。何だかとっても面白そう!#146

皆様、こんにちは。
佐伯です。

突然ですが皆様は自動運転についてどのくらいご興味がありますか?
私は新しい物好きなのでとても興味があります。
少し自動運転について知りたくて調べてみたところ、中々面白い事が分かりました。

なんと自動運転は大きな未来の交通手段の一部でしかなかったのです!
これは大発見と思い書籍を購入し読んでみました。

今回はその内容についてアウトプットするため皆様と共有できたらと思い記事にしました。


①MaaSって何?

MaaS「Mobility as a Service(MaaS)」は、個々の交通手段を超えた統合型のサービス提供を意味し、利用者にとって前例のない利便性と効率性を実現することを目指しています。

つまりマイカーの所有から脱却し、様々な交通手段を組み合わせた利用を主眼に置いて低コストで利便性を更に高めることが期待できます。

MaaSは、公共交通、ライドシェア、レンタル自転車、そして将来的には自動運転車両まで、さまざまな交通手段を一つのプラットフォーム上で統合し、アクセス可能にするサービスモデルです。
利用者は一つのアプリケーションを通じて、移動に必要なすべての手段を計画、予約、そして支払うことができます。
この柔軟性と利便性は、都市の交通システムを根本から変える力を持っています。

この全てのサービスを1つのアプリケーションで完結するところもMaaSの目玉の一つです。
これが利便性の向上の担保となり自由な移動を実現する原動力となります。

②世界で1番進んでいるフィンランド

フィンランドはMaaSの世界におけるパイオニアです。
特に、ヘルシンキで展開されているMaaSプラットフォーム「Whim」は大きな注目を集めています。
利用者は「Whim」を通じて、公共交通機関、レンタル自転車、タクシー、さらにはレンタカーまで、必要なすべての移動手段をシームレスに利用できます。
「Whim」の成功は、利便性の高さだけでなく、持続可能な都市移動の新しいモデルを提案している点にあります。

これは街づくりにとってとてもインパクトのあることです。
結局のところマイカー文化が普及したことで公共交通機関が衰退し、人々が街を歩くことがなくなりました。
「Whim」はこうしたマイカー文化による街の衰退に対し、人流の回帰を実現した貴重な事例なのです。
やはり、街とは人々が歩き、買い物をし、飲食を楽しんでこそイキイキとします。
次世代の街づくりはこうした人流形成をいかにして行うかがとても重要なポイントになります。

③実は日本も頑張っています

日本でもMaaSへの関心は高まっていますが、その導入はまだ始まったばかりです。
特に地方では、高齢化社会への対応や公共交通の利用促進といった独自の課題を抱えています。

実は日本でも令和2年度には年度には36市町村のMaaSへの取り組みを開始していました。
全く知りませんでしたが、私の住む富山県の朝日町も参加していました。
驚きました。

こうした日本版MaaSについては国土交通省が旗振りをして推進しています。
自動運転の許可についても既得権益者の抵抗に合い非常に難航していますが人口が縮小して行くことが確定している日本に置いては必ず成功させなければならない大事な事業です。

そうでなければ、無駄に大きい市域を抱えて点在する住民をサポートするなんて不可能な未来が待っています。
これだけは絶対に避けなければなりません。

そして何よりワクワクしませんか?
スマホ(もしかしたらスマホが廃れて生体認証になったりするかもしれません)を1つ持ってどこへでも気軽に行けるのです。

近場は電車や自転車で、遠出は自動運転付きのカーシェアで。
私はとてもワクワクします。
とても素敵な未来ですね!

④まとめ

MaaSは、私たちの交通と社会に革命をもたらす準備ができています。
フィンランドの事例から学び、日本での取り組みを進めることで、未来の持続可能な社会構築に向けた大きな一歩を踏み出すことができるでしょう。

私たちは現在大きな時代の変革期にいます。
私は新しい時代が生まれようとしている、この時を目一杯走り抜けたいと思います。

それでは皆様、ご機嫌様。

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