Cuphead武器分析/攻略

CupheadのWeapon6×2種について分析、状況はExpertを想定。

細かいデータはhttp://cuphead.wikia.com/wiki/Weaponsより引用。

Peashooter…可もなく不可はちょっとだけ

1発4ダメージの弾を高速で絶え間なく撃ち続けるわかりやすい初期装備。DPSは30.00。ガンスターヒーローズのフォースやメタルスラッグのヘビーマシンガンに近い。

僅かに弾ブレを起こすものの、基本的にボス相手には「狙って撃てば当たる」レベルの誤差なので気になることはまずない。(Baroness Von Bon Bon最終形態でキャンディに立ちながら撃つと最下段ブレが外れる程度)

射程は画面の端から端まで届く。Ribby and Croaks最終形態の蛇(緑ドラム)など右を向き続けながら撃つシーンではかなり有効。

その連射性能から弾幕を張るのにも適しているが、Expertではザコもそこそこの硬さを持つため少なからず撃ち漏らしも出る。

かなり見た目通りの性能でのっけから書くことに困るレベルで癖が少ないが、癖が少なすぎて応用の幅に欠けるのが弱点と言えば弱点。実際には強い癖の活用方法が多いRoundaboutに大体の面で負けており、わざわざこれを持ち出すシーンには乏しいのが事実。

また素直すぎてホールドしながらの8方向でカバーできない角度には対処ができず、Captain Brineybeardがショットを構えている間のような画面の対角線上にいる相手にはジャンプ撃ちで連射の一部を当てるしかなくなる。

EX・Mega Blast…平凡、あるいはまとも

まっすぐ飛ぶ大きな弾を撃つ。8.3ダメージが3ヒットし計25ダメージ。

EXの中ではかなり普通…というか他のEXが大抵癖の強い連中しかおらず、素直に前方に飛んで行ってくれるだけでもマシな部類に入る。あくまで3ヒットすることが前提のダメージ量なため、ザコを巻き込むと効果が下がる点は注意。

Spread…近距離パワー型

1発1.24ダメージの短射程弾を5方向に連射する近寄って全段当てろと言わんばかりの武器。DPSは通常攻撃最高の41.33。ガンスターヒーローズのファイアーに近い。

見ての通り張り付いて速攻を決めるために存在し、実際1400~2000程度の体力を持つExpertのボス相手には持久戦でひたすら耐えるより攻撃の隙を見て高火力を叩き込んだ方が楽に早く決着がつくことが多い。

弾幕としての性能は1発1発の威力がかなり低く、ちょっと通り過ぎた程度では割と撃ち漏らす。だいたいでも向きを合わせればすぐ溶けるため、狙いがアバウトでも一旦ホールドして撃墜するのが吉。

弱点も見ての通り離れるとまったく届かないことだが、2キャラぐらい離れていても割と射線の1本が外れていたりして最大パフォーマンスを発揮できなくなる。それだけでも他の武器とほぼ変わらないDPSまで落ちるのでしっかり近づいて当てるように。

全段ヒットすると独特の「トットットット…」という音が鳴る。気持ちいい。

EX・Eight Way…それは飾り?

その名の通り8方向に派手なエフェクトで大きな三角形の弾を撃つ。各4.3ダメージが全ヒットで34.4ダメージ。

普通に接近して撃つだけでは12.9ダメージとかなり舐め腐った威力だが、本作には画面奥にいるような接触ダメージのないボスがちょくちょく存在し彼ら相手なら最大級のダメージソースになる。

重なって撃ち、エフェクトを見ないまま着弾させるのが最善のためむしろ弾そのものが見えてしまうとガッカリされる。不憫。

Chaser…生れ出づる悩み

1発2.85ダメージの自動追尾弾を撃つ。DPSは最低の17.1。発射すると自動で近くの敵を追尾し、対象が動いてもカーブできっちり追尾する。まさに「撃てば当たる」武器。ほぼガンスターヒーローズのチェイサー。

Ribby and Croaksの第一形態など身動きが取りづらい攻撃中の破壊可能弾を撃ち落とすのに適しており、特にしゃがみ状態を強制される攻撃で顕著。

敵の位置や攻撃状況上どうしても普通の武器で狙いきれないタイミングは多々存在し、そのような状況下で無駄な時間を減らすために採用できる武器でもある。

弱点として本作に限らずホーミング弾は高難易度だと威力が追い付かなくなるという永遠の壁を越えられずにいる。(越えちゃってもそれはそれで問題だが)。ただしそれを抜きにしてもカーブ角度に限界があり発射方向によっては追尾しきれない位置がある・Captain Brineybeardの樽など破壊不能なものもロックオンする・Roundaboutと違って画面外に撃つと消えるなどやっぱりダメな点も多くある。お前ホンマつっかえ…

EX・Chaos Orbit…その二面性はいらなかった

自分の周りを高速でバリアのように回る7ダメージの弾を4個出す。

本来遠距離戦が想定されているChaserだが、こちらはほぼ相手に密着しないと当たりすらしないというかなりピーキーな距離感を求められる。というかこれが当たる距離ならSpreadが平気で当たる。

地味に総ダメージ28はEX内で上半分に入るのも謎であり、近づいてきたザコを迎撃する目的でも本体で済んでしまうので中々にちぐはぐなEX。

Lobber…君のセールスポイントは別として

1発11.6ダメージの重力に従って落ちる弾を遅いテンポで撃つ。弾は2回弾むと消え、最高地点と地面の差で弾む高さも変わる。DPSは33.14。

独特の弾む挙動が特徴的だが、大抵それとはまったく関係なく下に落ちていく弾道を採用されて装備されることが多い。単に下にいる相手なら素直に自分も下に行けばいいため、足場が不安定で近寄り難いボス…具体的にはGrim MatchstickとRumor Honeybottomsで使う。

すり抜け床ではバウンドせず素通りする。Rumor Honeybottoms第一形態ではこれを活用し、上を通る際に真上に撃つことでわざわざホールドを使わずとも真下に攻撃できる。

弾幕を張るには連射の遅さがネックだが、一発当たればザコは大抵死ぬのでとっさに狙いを付けられるなら撃退には十分。ジャンプして真上に撃つとその場で跳ねるため、弾幕というより壁としての使い方ができる。

弱点は外した際の損失の多さ。回避のために一旦狙いを外すだけでもその間に発射してしまうとDPSが1/3下がるので額面通りのDPSが常に出せるとは限らない。上方へ攻撃しづらいのもデメリットだが、そんな相手ならそもそもこれを担ぐべきではない。

EX・Kablooey…YOLO(You Only Land Once)

通常のショットとほぼ同じ弾道の大きな弾を撃つ。バウンドはせず、床に落ちるとその場で消える。28ダメージ。

Mega Blastと双璧を成すまともなEX。通常ショットの上位版と言った趣きだが、これを担ぐ相手にはそもそもバウンドを狙わないのでほぼ上位互換な攻撃として扱える。

ちゃんと名前通り爆発が起こっているらしく、派手なエフェクトはないがザコなんかに当たっても周りにちゃんと攻撃ができている。

Charge…マイナス×マイナス=

溜めずに撃つと6ダメージの細い弾、溜めると46ダメージの大きい弾を撃つ。性質は射程無限でまっすぐ飛び、スピードはそこそこ。DPSは35.38。メタルヒーローじみている。

ボタンを押し続けると溜め、離すと発射。一度溜めれば被ダメージ・ダッシュ・EX使用まで発射されないため、パリィしても維持できる。

連射が効かない代わりに時間を置いて強力な弾が撃てるのは総合的にはかなりのメリット。敵の攻撃との兼ね合い上大抵攻撃できないタイミングは生まれ、その間の時間を溜めることで相対的に火力として扱える。そういった意味では、本質的にはChaserと同じ働きをしていると言える。

立ち回り自体はPeashooterやMega Blastと同じ様な感覚で扱える。威力を一点に集中するためジャンプ中しか当たらないような位置関係の相手にも最大火力を叩き込めるが、逆にザコ処理に関しては苦手中の苦手。

Lobber以上にミスショットの損失もすさまじい。Goopy Le Grandeのような激しく動く相手には瞬間の火力が合わせられるかが焦点になる。

パッチが入るまでは威力が相当狂っていたらしい。

EX・Radial Barrage…これがほんとのエクストラ

目の前に26ダメージの爆発を起こす。

射程無限の本体と比べかなり地味。これ単体で撃つというよりは溜め切ってから敵の眼前でEXを使用し計72ダメージを一気にぶち込むのに使う。

ザコなんかも巻き込めるのだがあんまり役に立つシーンがない。というか名前に反して放射状でも弾幕でもないのは果たして…

Roundabout…振り返れば奴がいる

1発8.5ダメージのブーメランを発射する。中距離を進んだ後、多少上下にブレながら自分の後方に飛んでいく。DPSは31.375。

かなり癖の強い見た目からは考えられないほどに使い勝手が良い。射程に関しては最初から後ろを向いて撃てば実質射程無限になり、時間差で攻撃できる都合上弾幕としても優秀。Peashooterの立場がない。中距離では左右どちらを向いても当たる・攻撃をジャンプで避けられても戻ってくる弾が当たるなど実質威力3倍のChaserとして機能し、ホールドや動きながら斜め上や真上に撃てばLobberでなくとも下方に攻撃ができる。

折り返す間のその場に留まっている時間も便利。Sally Stageplayの最終形態では斜めに撃った際の折り返し地点が彼女の高度とほぼ同じため、傘から逃げながら時間差攻撃が簡単にできる。

弱点らしい弱点が存在しないが、あまりに攻撃範囲が広すぎてパリィできるザコを思いがけず倒してしまうのが欠点か。

EX・Jumbo Rebound…天は二物を

自分の下に戻ってくるリング状の弾を発射する。弾は一定距離を直進するごとに自分のいる方に向きを変え、自分に触れると消える。1ヒット5ダメージが最大7ヒット。

普通に撃っても3ヒットかそこらで戻ってくる。全段当てればEight Wayを超える最大効率だが、常に攻撃に晒される中でショットと自分と敵が一直線上に並ぶよう位置取りを続けるのは容易ではない。

Ribby and CroaksやPhantom Express第一形態のような当たり判定が独立している・多数の破壊可能弾を撃ってくる相手には目の前で撃つだけで7ヒットを全部使いきれる。

総じて本体の便利さと比べてかなり相手を選ぶ。Spreadと組むとSPに頼ることもしばしば…

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