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note移管計画

新卒で入社した会社をわずか1年で辞めた僕は、いろんな方との出会いのおかげで、この夏からITの会社で働き始めた。
会社の主な業務内容はホームページの制作。僕の業務はWebライターだ。日々、いろんな記事を書いているけど、未経験ということもあり、プロ並みにはまだ書けない。勉強中の毎日だ。それもこれも、すべてはシェアハウスに住んだことがきっかけと言っても過言ではない。

「何か短くてもいいから、書いた文章を読ませてよ」

当時シェアハウスに住んでいた同居人の女性に言われた。あとから話を聞くと、手紙を書いている僕の姿を見て、不意に言ったそうだ。
でも、僕は人に読ませる文章なんか書いたことがない。彼女に書いたものを見せることを約束し、時間をもらった。

結果、何を書いたのかと言われれば、サンフランシスコに1人で旅行に行ったときに触れた人の優しさについて書いた。読んだ彼女は、それをコピーするくらい、大喜びしてくれた。
僕が書いたその紙は、今も手元にあるが、見返してみると結構恥ずかしいものだ。
その場にいた、後々、僕が入社することになる会社の面接を受ける機会を設けさせてくださった先輩が一言。

「ブログを作ればいいのに。紙だと失くしたらおしまいだよ」

僕は心底、パソコンというかデジタルという類のものが苦手だったし嫌いだった。だから、その場を笑って誤魔化したけど、一晩考えてチャレンジしてみようと思って、手頃だからと教えてもらったのがnoteだった。

それがちょうど5か月前。でも、IT会社に就職し、自分のホームページを作るように上司に言われた。それは、業界未経験の僕がWebの仕組みを知ったり、自分がnoteをやっていることを知っていたからこその優しさかもしれない。自分のドメインを手に入れた僕は、試行錯誤しながら作っている。それはまだまだカタチになるには程遠いが、少しずつ前には進んでいると思う。

だから、noteから自分のホームページに少しずつ、今まで書いてきた記事を移していこうと思う。そして、自分でも新しい話を残していけたら、そんな気持ちでいる。

http://at-luca.com

これが僕の新しいホームページ。「luca」とはラテン語のluxが語源の「光をもたらす者」という意味の、僕が好きな言葉だ。
スカしていると思われそうだけど、一度きりの人生なんて、カッコつけてなんぼだと思う。これからの毎日が楽しみだ。

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