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夏の訪れ

「夏が来たんだ。」

ここ最近の1日を振り返って思ったこと。いつの間にか公園の木々には、気の早い蝉たちが留まり、それぞれが鳴き声を競いあっているかのようだ。街中に目を向ければ、近所の喫茶店ではメニューにかき氷が加えられ、彩り鮮やかなシロップが並ぶ。まるで子どもの頃の縁日のような感覚。そして、聞きなれたようなどこかの中華料理屋の貼り紙、「冷やし中華はじめました。」

季節がまたひとつ移った。日常の雑多に忙殺されていては、それに気づくことは難しい。そして、1年は驚くほどに早い。夏が来たと言うことは、1年の半分が過ぎ、折り返し地点を過ぎたと言うことだ。それぞれの季節でしか楽しめない何かがある。それはいつもあることではなく、特別な気持ちを持って暮らしてみると楽しめるような気がする。

「さぁ、今日はどんな夏を味わいに行こうか。」。そんな程度の気持ちで、この夏も乗り越えられそうな気がする。楽しめそうな気がする。

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