見出し画像

第185夜 Tへのオマージュ

画像1

今夜の写眞機は、CONTAX TVS Ⅲです。CONTAXの高級コンパクトカメラです。

画像2

コンタックスT2をズームレンズ付きにしたようなTVS、ズーム操作を変えたTVS Ⅱと来て、TVS Ⅲでは、レンズにCONTAX Tを彷彿とさせるカバーが付きました。

画像3

ダイアルを回して、電源をONにすると、前面のカバーが開いて、レンズが伸胴し、撮影可能となります。

画像4

レンズは、Carl Zeiss Vario Sonner 3.7-6.7/30-60mm T*です。そんなに明るくはないですが、一般にコンパクトカメラのズームですから、こんなものです。

画像5

蓋の裏には、絞り値を表示する液晶があります。AUTOの時はPとでます。

画像6

レンズ脇のボタンで絞り値をシフト出来ます。

画像7

絞り値は、バーでの表示になります。

画像8

ファインダー周り、測距やらなんやらの窓達。蓋を閉めれば保護されます。

画像9

トップです。ファインダー部が少し盛り上がってますが、全体的にのっぺりとしてます。

画像10

左には、感度補正ダイアルがあります。

画像11

右は、電源スイッチを兼ねたピントダイアル、マニュアルで使う場合は、センターのロックボタンにて解除が必要です。後は、シャッターボタンと、ズームボタンですね。

画像12

背面は、デート機能を兼ねた、操作パネルがあり、フラットにはなってません。

画像13

フィンダーは視度補正付きです。

画像14

デート機能、ストロボ、セルフの兼用操作パネルです。大体この辺りから壊れてきますね。

画像15

それより最悪はグリップで、加水分解でベトベトになります。ドライボックスは入れら確実に溶けます。アルコールで除去しましたが、暫く放置したらまたベトベトで、今回も拭きました。ファインダー周囲も溶けます。

画像16

フィルム室です。当然オートローダーです。

画像17

フィルムの感度を設定するDX接点です。フィルムの入れ方シールが貼ってあります。

画像18

背面パネルにリワインドボタンがあるので、底は電池ボックだけ、蓋がとても高級コンパクト感のないダサさ。

買った時点でグリップを交換すりば良かったのですが、勝手直ぐに交換サービスが終了しました。結局、ベタベタグリップなので1回くらいしか使ってないですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?