第217夜 Cの次だからE
今夜の写眞機は、minolta HI-MATIC Eです。ここでは、Fが先に登場しちゃいましたが、こちらの方が先に世の中に登場しています。
minolta HI-MATIC Eは、専用ストロボ(エレクトロフラッシュ2)使用によるオートフラッシュ撮影・セルフタイマーによるEE撮影及びフラッシュ撮影が可能なEEプログラム式電子シャッター付カメラです。
レンズは、ROKKOR-QF 40mm/F1.7です。
ピント合わせは一眼二重像合致式。シャッターは、SEIKO-ESF(ESF-17型)です。EV0.5~17の範囲での撮影が可能で、EV0.5~6.5でF1.7のままシャッター速度が2~1/30秒と変化し、EV6.5~17では1/30秒、F1.7~1/1000秒F11でシャッター速度と絞りが変化するプログラムAEです。マニュアル撮影はできません。
鏡胴下部にあるABCDEレバーは、フラッシュマチック用で裏蓋にある表を参照して設定しまい。
セルフのレバーです。ちょっと凝った意匠です。
軍艦部です。バッテーリーチェックランプがあります。シッャターボタンをを押し込ん点灯すれば、バッテーリーOKです。
ファインダー内にEEのランプがあります。シッャター半押しで、緑が点くと撮影OK、更に押し込んで消えたら普通に撮影でき、赤が付いたら手ぶれ警告なので、点いている間はシャッターをずっと押し込見ます。シッャターが切れる前に離すと、その時点で絞り羽根が閉じてしまいます。
先ほどのレンズ下のA~Eに対応するガイドナンバー表が背蓋に付いています。
ストロボのシンクロ接点はFと同じく左肩にあります。
ストロボのオートとマニュアルを切り替えるレバーと、フィルムが入っているかを表示する窓です。
底は、Fと同じように、大半を電池ボックスが占めています。
電池は、水銀電池 JIS HM-N型 2個かマロリーRM-640 2個。今はないので、片側を短絡して、もう片方にLR44を2個入れます。
フィルム室は、オートローダーなんてない時代なので、至ってシンプルです。
まぁ、マニュアル撮影出来ないのが好みの分かれる所でしょうか、後は大きさで。小さい方が良ければFで、ホールドのしやすさならEでしょうか。
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