見出し画像

IRIOMOTE LIFE WITH COVID-19

4月13日に石垣島でコロナ初感染者が確認された。

西表島の人々にも緊張が走った。

その後、緊急事態宣言が発動され不要不急の外出は禁止された。

それまでは、日本でのコロナ関連のニュースもどこか別の国の出来事かのように思っていたが、
ついに西表島でも。。。。。

4月下旬には勤務先は観光客激減により1ヶ月の休業。仕事がなくなった。

「遂にやることがなくなった。」

絶望。。。。

部屋に篭り、激遅なwi-fiでNetflexやYoutubeを見る日々。その時の天気は晴天。

時には気分転換にと、料理をしようと部屋でカレーを作ってみる。うまい。ただ、その時も気温は30度を超える晴天。

いやいや、ちょっと待て。こんなにもったいない西表島の生活があるか!?

せっかく仕事も休みになって、西表島を堪能できるっていうのに!!!!

いやちょっと待てよ!?三密さえ防げば、問題ないんじゃないか!?


【ここで豆知識】
西表島は東京23区の半分くらいの大きさに2500人しか住んでいない。ただ、90%はジャングルだけどね。(笑)
西表島で普通に過ごしていて密になることといえば、同僚と飲みに行く時ぐらいである。笑
歩いていても人より動物の方が会う。ヤギとかワシとかカメとか。。。。

話は戻るが、西表島で三密になることはほとんどない。

そして、アパートから歩いて2分でビーチに着く好立地。ビーチになんて人はほとんどいないし沖に出たら1人だ。

よし!シュノーケルしよう!そういえば実家から送ってもらったシュノーケル道具があるはずだ。

見てみると、いつの間にか骨董屋の売れ残りグラスくらいホコリが溜まっていた。

今まで仕事をしている時は、休日にわざわざビーチに行くことはほとんどなかった。

早速、装具一式を担いで、ビーチへと急ぎ足で向かった。

海は今日も穏やかで、天気もいい。石垣島が肉眼ですごく綺麗に見える。

ちょうど満潮の時間で、20メートルも歩くと足がつかなくなった。

シュノーケルを装着し呼吸の確認をする。久しぶりの感覚だ。

自慢ではないが、私はダイビングのライセンスを持っており通算20本以上潜っている。

あのグレートバリアリーフでダイビングしたことだってある。

ニモを発見して興奮する素人とは一緒にしてもらっては困る。

『さぁぁぁてと、西表島の海はどんなもんかと品定めしてあげるよ」と、海に顔をつけると

色鮮やかな魚とサンゴ礁が眼下に広がる。歩いて2分でグレートバリアリーフ以上のサンゴ群と海の透明度。

画像1

今までこの景色を見ずに過ごしていた自分が恥ずかしくなった。

しかも、コロナで緊急事態宣言がなければ決してこの感動は味わえなかっただろう。

こんなこと言ったら、バッシングを受けると思うがあえて言わせて欲しい。

センキュー!コロナ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?