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ハンドメイドと指のはなし。

現在主に制作しているアクセサリーの基本材は『アーティスティックワイヤー』の30番になります。
この商品の中で最細の太さで、その分強度があまりなく切れやすいというデメリットがあります。

それでもこれを使用している理由はただひとつ。
リウマチの症状の『力が入らなくなる』『関節部の変形』『関節が多い部位の痛み』のためなのです。

治療初期の服薬のみの時期は自分の頭を洗うのも指が痛み、洗い物をすれば力加減が出来ず(正確にはしてるつもりができておらず)食器を落とすような状態で。
その後、生物学的製剤も併用することで症状がだいぶ収まりましたが、今も発症前に比べると明らかに細かい力が入りにくいのですね。

幸い元々手先は器用な方でしたので、発症後に始めたレジンやディップアートを使ったハンドメイドアクセサリー制作はなんとか出来ておりますが、前述のワイヤー径よりわずかに太いだけで、うまく扱えなくなってしまうのです。

その結果作ってみたいデザインも諦めたり、普通ならそれほど時間のかからない金具の取り付けに時間がかかったりしますが、仕方のないことですね。

逆にこのワイヤー径を生かした繊細なイメージの商品が作れると「よっしゃー!」となります。

このリンドウはひとつの花の高さが1cmちょっとくらいなのですよ

出来ないことを嘆くだけの日々は本当に辛いですけど、今の自分でも出来ること、出来る方法を探していく日々に変えていくしかないんですよね。

作ることで余計手が疲れて使えなくなることも正直あるんですが(おばか)、それでも作っていきたいですね。

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