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基本性格特性セット

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ビッグ・ファイブ・パーソナリティやダーク・トライアドなど,多くの研究のキーとなる性格特性を説明した記事を集めました。人間の性格特性の基本次元を知ることができます。記事は随時追加さ… もっと読む
他の記事に出てくる用語を押さえるための,基礎知識セットです。人間の性格特性の基本次元を知ることがで… もっと詳しく
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#ナルシシズム

韓国でもナルシストは自分の仕事に満足しない

職場で一緒に働きづらい,という人はいるかもしれません。たとえば,一緒に何か作業をしようとしても,どうもやりづらいとか。また,アドバイスをしているのに素直に受け取ってくれないとか。 まあ,そんなに問題がない範囲であれば大丈夫なのですが,なんでも度を超えると問題が大きくなってしまうものです。 職場の困った人のパターンというのも,あれこれ本に書かれているようです。そして,そういった人の対策本も売られています。どれくらい本当に効果があるのかはわかりませんが,売れている冊数からする

過敏な自己愛はだいたい神経症傾向の問題らしい

自己愛(ナルシシズム)には,誇大な側面と過敏な側面があることが知られています。 臨床的な理論では誇大な自己愛と過敏な自己愛は,あたかも「正反対な特徴」のように書かれることがるのですが,どちらも「自己愛」ですので「正反対」というのは少し違うようにも思いますよね。 誇大と過敏誇大型の自己愛は,傍若無人で他の人の気持ちや状況に注意を払わないタイプです。もうひとつの過敏型は,他の人からの評価を過剰に気にして,他の人から褒められることを求めるタイプになります。 どちらも同じ自己愛

トニー・スターク(アイアンマン)は典型的ナルシスト

先日,子どもと一緒にamazonプライムビデオでアイアンマン2を観ていました。マーベルのアイアンマン実写映画第2弾です。ロバート・ダウニー・Jrのアイアンマンは,結構はまり役ですよね。 アイアンマン1の最後で自分がアイアンマンだということをバラしてしまったトニー・スタークですが,胸に埋め込んだリアクターが不調になったり,アイアンマンのスーツを利用しようとする軍やライバル会社,さらに別の天才科学者も登場し……とストーリーが展開していきます。 トニー・スタークアイアンマン2の