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パッケージレス商品という新市場

生活している中で、ふと「こんなのあったらいいのに」と探してみると、すでに商品になっていることがある。さすが日本メーカー、細かいニーズまで拾いまくっています。

先日発見したのが、ミネラルウォーターやお茶のペットボトルのパッケージレス化商品。ペットボトルをリサイクルに出すときに、いちいちパッケージを剥がして分別するのがめんどくさいという不を解決してくれます

副次的に、店頭で目立つためのうるさいデザインが目に入らず、家(オフィスでも)で使うのに適しているという面もあります。(実際、この商品はアマゾン限定商品でした)ティッシュボックスなども家に置いても嫌じゃないデザインという引き算の市場が存在します。※スコッティのモノトーン柄のものなど

もともと商品は流通で店頭に並ぶため、目立ち、差異を訴求することが求められてきました。しかし、もはやかさばったり重たかったり、定期的に購入するものに関しては「店頭」という場所をスキップされています。ECなどで定期購入するからこそ、こういったパッケージレス別商品を作ったほうが選んでもらえるという流れがてきてきたというのが背景にあるのでしょう。

つくづく成熟化した市場で引き算の発想が重要になるなぁと感じた兆しです。もちろんその上には、エコのために量り売りを行うお店や商品があります。スーパーなどでプラスチックバックの無料提供をやめはじめている日本の状況では、エコフレンドリーに行く前として自分の不快さをなくすための市場がまずは成立する段階なのでしょうね。

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