見出し画像

OSfTiN(Oldschool from TOKYO in NAGOYA)参戦記録

全国114514万人のオールドスクールプレイヤーの皆様ご機嫌よう。
Jesper先生のカードをコレクションさせてもらっています、Penwoodです。
タイトルの通り、ニコラ @ 色々フランス代表 @nicofromtokyo さんが主宰(ここ重要)されているリアル添削杯のサブイベントであるOSfTiN(OSブロールの大会)に参加させてもらいましたので参加レポートを。
まずは使用したデッキの紹介。


デッキ紹介

プロキシはリアル添削杯の参加記念
ジェネラル
1:《沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp King》
クリーチャー
1:《凄腕の暗殺者/Royal Assassin》
1:《Sedge Troll》
1:《クローン/Clone1:《巨大戦車/Juggernaut》
1:《Su-Chi》
1:《Vesuvan Doppelganger》
1:《機械仕掛けの鳥/Clockwork Avian》
1:《マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn》
1:《機械仕掛けの獣/Clockwork Beast》
1:《テトラバス/Tetravus》
1:《トリスケリオン/Triskelion》
インスタント
1:《Ancestral Recall》
1:《魔力消沈/Power Sink》
1:《呪文破/Spell Blast》
1:《稲妻/Lightning Bolt》
1:《ブーメラン/Boomerang》
1:《対抗呪文/Counterspell》
1:《緊急阻止/Flash Counter》
1:《恐怖/Terror》
1:《粉砕/Shatter》
1:《心霊破/Psionic Blast》
1:《地割れ/Fissure》
ソーサリー
1:《回想/Recall》
1:《精神錯乱/Mind Twist》
1:《稲妻の連鎖/Chain Lightning》
1:《分解/Disintegrate》
1:《地震/Earthquake》
1:《火の玉/Fireball》
1:《Time Walk》
1:《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
1:《Timetwister》
1:《Wheel of Fortune》
エンチャント
1:《Copy Artifact》
1:《動く死体/Animate Dead》
1:《支配魔法/Control Magic》
アーティファクト
1:《ブラック・ロータス/Black Lotus》
1:《Mox Jet》
1:《Mox Ruby》
1:《Mox Sapphire》
1:《太陽の指輪/Sol Ring》
1:《友なる石/Fellwar Stone》
1:《ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk》
土地
1:《Badlands》
1:《真鍮の都/City of Brass》
4:《島/Island》
1:《イス卿の迷路/Maze of Ith》
1:《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》
4:《山/Mountain》
1:《露天鉱床/Strip Mine》
2:《沼/Swamp》
1:《Underground Sea》
1:《Volcanic Island》

デッキ解説

使用ジェネラルはSol'kanar the Swamp King
このフォーマットにおいて強カードの一枚。
カラーが
青:三種の神器が使用でき、カウンター、バウンス、クリーチャー、コントロール能力と強カード満載
黒:除去、クリーチャー、コントロール、サーチと強カード満載
赤:火力、アーティファクト破壊、クリーチャーと強カード満載
採用されやすい沼に対してのアンブロック能力である「沼渡り」
本体が5/5と1枚で除去しにくい
パワー5は4回殴れば勝利できる威力。
黒呪文に対応して回復するのはリーサル計算を狂わせる。
とかなりぶっ壊れ性能
特にタフネス5はかなり壊れており、1枚で対処できるのが非常に少ない。
黒なので《恐怖/Terror》も効かない。

問題点はフォーマット上、2色(以上)マナが出る土地が非常に少なく、マナバランスが厳しいため、3色すべて有効に使うことが難しいしダブルシンボルもかなりきつい。
この前身では黒を主体に相手のクリーチャーを中心にちょっかいかけるコントロール色強めで組んだのですがいろいろな方の意見+経験で感じたのが
「テンポゲーじゃね?」
全てが後手に回ることが多く全然間に合わない。
そのためよく使う「黒コントロール」色を削り、
「マジック簡単!4、5回殴れば勝てる」
を軸に、色事故を避けるためにアーティファクトクリーチャーを中心にでかいやつを採用。
クリーチャー除去のため、《凄腕の暗殺者/Royal Assassin》採用ですがこれは前身の名残で今なら不採用。また、様々なコピーとして活用できる《クローン/Clone》、《Vesuvan Doppelganger》、パワー3以下なら一方的に勝てる《Sedge Troll》を採用。
カウンターは4枚、Mana Drainは探すの面倒ダブルシンボルをなるべく避けたくて不採用。相手の第一メインだとマナバーンも怖いし。
火力はX火力3枚+3枚。3枚打てば10点だしX火力は無限大です(火力馬鹿)。
マナソースは:《友なる石/Fellwar Stone》やパワー9含めて22枚。だいぶ絞っていますが私という人間がマナスクリューが多い+7枚ドロー2種や《Ancestral Recall》でカバーします。
そのため起動コストが重いものは採用していません(機械仕掛け系は別)。
最強破壊魔法の《Chaos Orb》は苦手なので不採用。これはOSでも一緒です。いつか本物手に入れたら考えます。
ダブルシンボルに関しては大昔に習った「8枚あれば出せる」という妄言をいまだ信じているのでこれで大丈夫。
実際に練習含め困ったことにはなりませんでした(運が良かっただけ)。

上段がパワー4、下段は5以上

試合結果


試合ですが5戦の1セットマッチ、SE無し、すべて後攻
R1 Nicol Bolas 〇 
R2 Rubinia Soulsinger 〇
R3 Dakkon Blackblade 〇
R4 Sol'kanar the Swamp King ×
R5 Sol'kanar the Swamp King 〇
になり、2位!
今回は勝つことを意識して組んだので嬉しいです。

R1 Nicol Bolas
この時点ではやっとOSだ!楽しー!と気楽に構えており理想通りに回って勝利。

R2 Rubinia Soulsinger 〇
コントロール力の非常に強い《Rubinia Soulsinger》がジェネラル。この時点で相手のデッキ構築を予想、自分がよく使う&諦めたカードたちが想定されるのでそれを踏まえたプレイングで勝利。ルビニアは起動させると非常に危険ですがタフネス3なので焼ける範囲なのが弱点。
ソルカナーでぼこぼこ殴ってお相手のライフが5の状況で
「こうなったら5も4も変わらない」と《真鍮の都/City of Brass》起動。
私の手には《心霊破/Psionic Blast》が…

どこかに4点、私に2点

R3 Dakkon Blackblade 〇
除去等バランスのいいカラー(黒青白)で本体の火力もやばい強ジェネラル。
強さの秘訣は土地枚数なのでMox経由だとそこまで怖くない。
練習でも何度も見かけたジェネラルでしたので経験が生きて勝利。

パワータフネスは土地の枚数

R4 Sol'kanar the Swamp King ×
ついに来た同ジェネラル対決。最初に述べた利点はすべて相手も同じ。
運命のお相手先行2ターン目
「《ブラック・ロータス/Black Lotus》含め5マナでソルカナー召喚」
…私の手札には《魔力消沈/Power Sink》
これだから後攻は嫌なんだよ‼
唐突の昔話ですが私が初めて大会に出たのは今は無き「Type1」というフォーマットでして、生粋の黒使いというか《Juzám Djinn》を愛する男がおりましてね。1,2ターン目にこれが出るんですよ。ほぼ100%。
そんな彼の迷台詞が
「マジック簡単!出して殴るだけ!」
そう、このデッキのコンセプトの元です。
5点パンチを4回すれば大体勝つんです。MTGというものは。
試合後ギャラリーとの会話で
「《魔力の乱れ/Force Spike》積めばよかったじゃないー」
あの時は
「ガンダムハンマーまで入れる枠無いんじゃよ!」
と叫んでいましたが今思うとみんなカツカツでプレイすること多いからアリかもしれません(枠があれば)

でかい
追加1マナ要求するガンダムハンマー

R5 Sol'kanar the Swamp King 〇
優勝を逃したことで肩の力が抜けた最終ラウンド、またしてもミラー。
そして相手は私に数々のアドバイスをしてくださった方。完全に上位互換
普通に戦えば勝ち目がありませんがまさかの3マリガンスタート
OSはドローソースが非常に乏しいので3枚落ちは非常に不利。
かなりこちらに有利ですが私の脳内では
「これは将棋でいうところの駒落ち‼もうちょっとハンデください!」
実際、こちら側が仕掛ける側であることが多いもののあらゆる手段で対処され、あと1発が届かない。むしろじり貧。
お互いのソルカナーを3回除去で次のコストは+6の11マナ。お相手のマナは9マナ、手札無しなので2ターンはかかる、こちらは10マナで手札には《Copy Artifact》が。
「《Copy Artifact》、《Mox Jet》をコピーしたい!」
次のターン、4度目の召喚に成功したソルカナーの力で勝利することが出来ました。
終った後にギャラリーから
「3マリなのにギリギリじゃーん」
「これが実力差ってやつですよ!普通にやったら勝てませんもの!」
2位という成績ではありますが上には上がいるんですよ…

上には上がいる

前後日談

前日に有志の方の提供により半日部屋を借りておりフリプできる環境を用意いただけました。ヴィンテやOSブロールの調整している中、私はダンダーンEDHをやっていたのですけど(とても面白かった)、
終わり際に添削杯の主宰様が負けなし!と言っていたので練習会でボコボコにされたリベンジに挑戦、主宰様に土をつけることに成功しました。この成功体験が本戦に生きた気がします。
…尚、主宰様は終った直後にギャラリーから滅茶苦茶ダメ出しされていましたが勝ちは勝ちだ!

また、OSfTiNの主宰様ですが添削杯でSE進出のためOSfTiNの主催ができない事態に。4-0時点でSE確定した際の「やっちまった…」顔が忘れられません。しかしそこは歴戦の主催者、見事なカバーで無事開催していただきました。

丁寧なフラグ回収ありがとうございます

大会翌日、いろいろな偶然が重なって
「OSブロールEDH」という謎フォーマットで遊んでいただけました。
とても楽しい時間をありがとうございました!

そんな感じではありますが充実した時間を過ごせたのは主宰様、参加の皆様、会場のスタッフの力だと思います。改めてありがとうございます。
それではOSfT#7までごきげんよう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?