企画をざくっと作るためのツールまとめ

こんにちは、あとーすです。

僕は、インターネット上で色々な企画を作るのが好きです。最近は、Maho ONLINEという魔法世界のニュースメディアを作りました。

このサイト、2018年の夏頃に作って、半年あまりで200以上の記事が公開されたことになります。魔法世界のニュースがこれだけ公開されているサイトは、おそらくMaho ONLINE以外にはないと思います。

ちなみに僕が書いたのは今のところ2記事。他の記事は、すべて他の方が書いてくれました。簡単な校正・編集と公開作業は僕もやっていますが、それすらも他の方に大部分を依頼しているような状態です。

じゃあ僕が何もやっていないのかというと、そんなことはありません。Maho ONLINEという企画を考えたのは僕ですし、面白いことができる仕組みを作ったのも僕です。

人はたくさんのアイディアを持っています。僕もやりたいことがたくさんあって、おそらく死ぬまでに全て達成するのは難しいだろうと考えています。また、きっとこの先も増えていくことでしょう。

アイディアを思いつくことは難しいことではありません。しかし、それを実現することは難しいことなのです。実現するためには、時間がいるし、お金がいるし、人がいるし、技術もいります。だいたい途中で面倒臭くてやめてしまいます。

けれど企画を実現するためにいくつかのツールを知っていると、やりたいことに割く時間やお金などを削減することもできます。

僕は色々な企画をやっていく上で、試行錯誤したり情報収集したりして様々なツールを使ってきました。

ここでは、そういった企画実現をするために便利なツールを紹介いたします。ちなみに僕は創作系の合同企画を行うことが多いので、そういうのをやりたい人には役立つ内容になっているのではないかなと思います。

なお、機能の紹介についてはかなり概念的なことを言うにとどまっておりますので、気になるツールがあった方はまずは触って試してみてください。習うより慣れろです。

Slack

企画を実現するために一番重要なのはコミュニケーションです。そして、そのコミュニケーションを円滑にするためのツールがSlackなのです。

皆さんは創作企画を行うときにどんなツールを使っているでしょうか? Gmail? 僕もたまに連絡でメールを使うこともありますが、最近はめっきり使わなくなりました。

最近は、主にSlackというチャットツールを使っています。チャットならLINEでいいじゃんと思うかもしれませんが、SlackはLINEにない様々な機能を備えています。たとえばコマンド一発でリマインダーを入れることができますし、他のアプリと連携してSlack上に通知を流すこともできます。

また、LINEは一つのアカウントに様々な話題・人とのチャットが並びます。そのため、企画の話に集中したいのに、プライベートんチャットたちの中から、目当てのルームを見つけなければなりません。

しかしSlackは目的毎に「ワークスペース」というものを作ることができます。これで、一つのグループには一つんのスペースが割り当てられ、集中してコミュニケーションを取ることができます。

また、「ワークスペース」の中にはいくつもの「チャンネル」を作ることができます。1つの団体の中でも、話し合わなければならない事柄は多岐にわたります。色々なことを一つのチャットルームの中で話していては、何が進んでいて何が進んでいないのか全然わからなくなってしまいます。

しかしSlackのチャンネル機能を使えば、話していること毎に部屋をわけることができるのです。便利!

Scrapbox

これは僕も最近使い始めました。めちゃめちゃ便利です。

簡単に言うと、「リアルタイムで複数人編集ができるWiki」みたいな説明がしっくりくるかと思います。

しかもWikiと違って記法が単純なので、誰でも簡単に書き始めることができます。それでいて自分でCSSやjsを書いて自由にカスタマイズすることができるので、拡張性も高いのが嬉しいところ。

また、Wikipediaなどと同じように、文中の単語にリンクをつけることができます。そのリンクを踏むと、もちろんその単語のページに飛んでさらに情報を得ることができるのです。

しかもScrapboxはそれだけではなく、記事の一番下に、文中のリンクを参考にした関連記事一覧がずらっと並びます。これで情報たちがゆるやかな繋がりを持ち、僕たちを新たな発想へと導いてくれるというわけです。

自分たちが持っている知見をチームに還元し、さらにそれらを繋ぎ合わせるのに、Scrapboxは非常に便利なツールです。ぜひ使ってみてください。

WordPress

創作企画を行うとき、僕は大抵、更新可能なWebサイトを作ります。もちろんブログを使っても良いのですが、無料のブログサービスは制限が多く、自分の好きなようにいじれないという欠点があります。

そこで使っているのがWordPressというシステムです。これを使うと、エンジニアではなくても簡単にWebサイトを作ることができます。

もちろん、サーバーやドメインを取得したりする必要があるので、全く何も知らない人には難しいかもしれません。

また、HTML、CSS、javascript、PHPなどを知っていた方が、さらに自分好みに改造を行うことができます。

しかし、ある程度の素人でも、自分で一から作るよりも簡単にサイトを構築できるのがWordPressの良いところなのです。

また「プラグイン」と呼ばれるものが大量に無料公開されており、「これがやりたい!」というようなことがあったら、調べれ見ると大抵のものはこのプラグインで実装できます。

たとえば、記事の下にプロフィールを載せたり、SNSのシェアボタンをつけたり、サイトのセキュリティを高めたり……などといったことが、プラグインを入れて設定するだけで出来てしまうのです。

Google Drive

ドキュメントやスライド、スプレッドシートを作るのに、WordやPowerPoint、Excelといったソフトはすっかり使わなくなってしまいました。

たとえばWordで文章のやりとりをしていると、どのファイルが最新版なのか段々わからなくなってしまいます。しかもそれぞれが持っているファイルは個々人が書き換え可能なので、たとえ共有した時点では同じ内容のファイルであっても、時が経てば内容の整合性が取れなくなってしまう可能性があります。

そこで便利なのがGoogle Driveです。上に書いたWord、PowerPoint、Excelで行うような作業が、なんとブラウザ上で行えてしまうのです。しかも基本的な使用料は無料。作成したファイルは、そのままクラウド上に保存されます。

これをチームで使えば、ドキュメントはいつでも最新に保たれますし、みんなで同じファイルを参照できます。

また、ドキュメントのバージョン管理もできるので、「ちょっと前の状態に戻したい!」という場合も、履歴をたどれば簡単に変更することができます。

ドキュメントを共有する場合もファイル添付する必要はなく、URLを送るだけでOK。本当の本当に便利です。添付ファイルを滅亡しましょう。

まとめ

というわけで、思いついた企画を立ち上げたり運営するために便利なツールを紹介しました。

他にも色々試したりしているのですが、とりあえず上記の使い方を覚えると、ざくっと思いついたことを実現できるのではないかと思います。

企画、つくっていきましょう!!!

サポートすると、僕がハートランドビールを飲み、これからも自我を保つのに役立てさせていただきます!