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50.ゾンビに噛まれたらゾンビになるか?

・・・いきなり画像が気持ち悪い!!

映画でお決まりのよくあるシーンだけど、
“ゾンビに噛まれた人がゾンビになる”っていう
お決まりのアレ。
要は、傷口からの「ウィルス感染(細菌)」
ゾンビウィルスに侵されちゃう、ってやつ。

余談だけど、ネット民の声で多かったのが、

「なんで噛まれたらゾンビに感染しちゃうのに
 みんな薄着で歩いてるんだ?厚着しろよ!」

でした。確かに(笑)

ところで、これとおんなじようなことが実は、
日常的に身の回りでも起こっていたりします。
え?ゾンビなんて実際いないよね?
もちろん、、、ゾンビはいません。
でも、ゾンビに出逢うのと同じくらい怖い、
そんなマネジメントのお話。

例えば職場での上司と部下のこんなやり取り。

上司「お前さ、なんで昨日報告しないの?しろって言ったよね?」
部下「はい、すみません。ちょっとバタバタしてて。。」
上司「言い訳すんなよ!次はないからな!」
部下「・・・。」

こんなケース、結構よく見かけませんか?

ここで上司が部下に対して行なっいるのは、
選択理論で言う「外的コントロール」
刺激を与え相手部下を変えようとする行為で、
この“外的コントロールによるマネジメント”を
「ボスマネジメント」と言ったりします。

この力で部下を変えようとするマネジメントを
使い続けると、一体何が起こるでしょうか?

まず、この刺激を与え続けることによって
上司との人間関係が悪化します。
なぜなら人は誰かに変えられたくはないから。
自分を変えようとする上司を嫌いになります。

そしてボスマネジメントを受け育った部下は、
自分が上司になった時、部下に対して同様に
ボスマネジメントを行なうようになります。
なぜなら、そうやって育って来たし、
その方法しか知らないからです。
本人にとっては、それが最善の方法なんです。
(実は自分も、昔は恥ずかしながらこれをドヤ顔でやってました。汗)

まるで、ゾンビに噛まれた人間が
いつの間にかゾンビになってしまうように、
外的コントロールの刺激がウィルスのように
ゆっくりと、人を、組織を、蝕んでゆく。
そしていつしか“ゾンビだらけ”に、、、。

だからこそ、選択理論(内的コントロール)を
用いたマネジメントである、
「リードマネジメント」を知ってほしい。
人を変えることはできない。
人は内発的に動機付けられ行動する。

このような考え方に基づくマネジメントです。
この辺りは、また別の記事で書きますね!

ゾンビに噛まれたらゾンビになってしまうけど
外的コントロール(刺激)を使われても、
キチンと選択理論を理解し実践できれば、
“ゾンビにならなくて済む”んです。

この世をアンデッドワールドにしないためにも
選択理論を学び続け、自ら実践し、
多くの人に伝えていこうと思います。

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