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素敵な大人ばかり

皆様こんにちは日本初暇活コミュニティSCHOLE代表の熊本亜斗武です。

普段は講演会で志のあり方を話したり、志コーチングでお客様の志を見つけるお仕事をしていたり、暇活を世に広めようと動いています。

さぁ今回の暇活ブログですが、最近素敵な方達との出会いが続いていまして、その嬉しさの共有と素敵な方だなと思う人の共通点をお話しできればなと思います。


天狗の鼻が折れる

最近のブログでも書いたことですが、私は背伸びをして自分の力に慢心をしていました。

その時期も必要で、実際そのおかげで成長することもできたのですが、その姿勢で生きれる限界に直面しまして、今一度地に足つけて自分と向き合う時間を作ろうと心に決めたんです。

決して慢心せず決して驕らず、自分の弱さを認めて一歩一歩着実に成長しようと。

実は過去にも何度か同じ経験があって、天狗の鼻を折られたことが難度も何度もあるのですが、今回もまさにそうです。

そんな時期になると毎回面白いことが起こるんです。

人脈の更新

この時期になると僕の周りでは出会う人の質が大きく変わっていくんです。

質と言ってもいい悪いではなく、素材が変わると言いますか、なんかこう今まで出会ってこなかった人たちと出会うことが増えるんです。

まさに人脈が一気に増えてインプット量が増えるんですね。

過去にあったのは今と同じく天狗に鼻を折られた時に、経営者の方となぜか多く話す機会をいただき、経営について勉強しようと決心したことがありました。

今も天狗の鼻を折られたのですが、今もこちらから求めているわけではないのに、ご縁がつながりたくさんの方とお話しする毎日です。

そして今出会う方の共通点が、本質を捉えた素晴らしい大人ばかりなんです。

今まで経営者の方と多く話していたり、自分でもお仕事を作っていくとなった時に、やはり頭の大部分をお金が占領していて、経費やら人件費やらキャッシュポイントやらもう常に頭の片隅にいるみたいな。

でも僕にはその生き方が合わなくて、でも言い訳なんかしてられないから少ない頭をフルで回転させる毎日を送っていました。

それは今も変わらないんですけど、僕が大切だと思うのはもっとこう、日本の精神文化を大切にしたいと思ったんですね。

経営においても生き方においても、やはり僕は根っからの日本男児だと思うので、そこをぶらしてはいけないと思うんです。

では日本の精神文化とはどう言ったことなのか。
松下政経塾塾主松下幸之助さんは日本の伝統精神を3つの具体的要素を挙げて説います。

難しい言葉が多いので、僕なりに翻訳して一緒に見ていきましょう。

衆知を集める

「衆知を集める」とは、事にあたって広く意見を求め、様々な考えを吸収し判断するということです。

一つの物事に対しても、自分ひとりよがりの考えではなく、多くの人の意見や考えを取り入れた上で考え判断することが大切です。

この考え方は日本神話から始まり
聖徳太子による一七条憲法の第十七条にある
「夫れ事独り断むべからず。必ず衆とともに宜しく論ふべし。(略)」
によって明文化され、更には明治天皇による五箇条の御誓文にある
「広く会議を興し、万機公論に決すべし」や
「智識を世界に求め、大いに皇基を振起すべし」によって強調されてきました。

古くからずっと日本は決して独善的になることなく、広く海外にまで知恵を集めて、それを生かして発展してきたという伝統的なあり方であることが言えますね。

主座を保つ

「主座を保つ」というのは、目上の人を敬う気持ちを忘れないということです。

 これまで、「衆知を集める」という日本の伝統精神ゆえに、多くの思想や宗教なども伝来してきました。
しかし、どんな時においても、日本では天皇が皇祖皇宗の御霊よりもそれらを上位に置くことはなかったし、天皇という位において信仰することはしなかったのです。

現代では天皇様のお話をしてもピンとこない人もいると思うので、この考え方は上司や先輩を決して見下さず悪口を言わず、敬いなさいということです。
最近では問題視されることが多いですが、日本精神文化からしたら、上の方を立てるのは当然なことなんです。

(立てたくない先輩がいるのも事実ですが、自分がそうならないためにも敬う気持ちを忘れてはいけません)

 天皇自らが、神仏あらゆる宗教を取り入れながらも、決して曲げてはいけない主座を保ってきたからこそ、あらゆる外国の文化が入ってきても、それをしっかりと咀嚼し取り入れることができたといえるでしょう。

和を貴ぶ

「和を貴ぶ」というのは、まさに平和愛好の精神です。

 衆知を集めるためにも和が重要であり、何よりも争いや戦いからは不幸しか生まれないという平和を愛する心が日本の伝統精神を基礎付けているのです。

 塾主は、こういった考えを、世界ではまだ部族間闘争に明け暮れている七世紀初頭に聖徳太子が憲法の第一条に明記したという事実こそ、誇るべき日本の伝統精神であると説いています。

 西欧において、マグナカルタとして民主主義の概念が生まれる六百年も前に、日本ではそれが生まれていたと言えるんです。

 農耕民族であった時代から、その文化のほとんどを外国から取り入れながらも、日本が主座を保ち、和を貴んでくることができたのはなぜなのか。

 それは、日本独特の気候風土に大きく由縁し、神道と天皇という日本固有の伝統から読み取ることができます。


と言ったように、日本の精神文化が今現在崩れかけているようにも感じますが、そんな時代だからこそ、自分を強くもち、武士道を極め、精神文化を心に宿した男になりたいです。

最近出会う人はその心を持っている人が多く出会い、これもまた僕もそこと向き合うフェーズに入ったのかもしれません。

まぁ怪しいと思う人もいるかもしれませんが、簡単に言えば「相手の意見を聞き、感謝の気持ちを忘れず、平和を愛する人間になる」ということなので難しく捉えないでくださいね(笑)

ちょっとでもみなさまの知識や考え方につながれば幸いです。

それではまた別の暇活で会いましょう

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