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姓は桜子、名は鞠です @953


白い小さな花が大好き!
ジンチョウゲ、ユキヤナギ、コデマリ、ハーデンベルギア、サルスベリ、シモツケ…数えだしたらキリがないほど小さくて白い花にはたくさんの種類がある。

マンションの3階には地面がないので、いまの私の庭は南向きのベランダの一角。文字通りの猫の額だ。


庭があればなんてことない季節の植え替えも、ベランダだとそうはいかない。


終わった花を抜いて、鉢から出した土と軽石をザルでこし、お日様に当てて土を消毒、土に栄養を足してまた再利用するという一連の流れ。これを狭いスペースでこなすのは今の私には一苦労…なんせ変形性膝関節症。


まさか自分がそんなものになろうとは思いもしなかったわぁ…。歳をとると言うことはこういうことなんだなぁ…としみじみ思う今日この頃。


それなので、昨年秋から少しずつ増やした植木鉢は植え替えの必要がないものがほとんど。ビオラとパンジーを植えた3つの鉢だけが衣替えをすることになっていて、あとはみなそのまんま。

昨年9月に引っ越して8ヶ月。


一年を過ごしてやっとわかる日の当たり方、風の通り道、打つ雨の強さだということは重々承知しているのだけれど、先日お花屋さんで会ったコデマリをどうしても素通りできず連れて帰ってきてしまった。滅多に見かけないサクラコデマリの一年苗はすこぶる状態のいい株立だったから。


正式な品種名はピンクアイス。花はコデマリと同じように真っ白で葉はスプラッシュの斑入り。蕾の初めは咲いた後の桜の花びらのような色で、蕾がふくらむと同時に少しづつ白く変わり、開く頃には真っ白!という、一粒で二度美味しいアレのような何とも魅力的なコデマリなのです。


寒さ暑さに強くて強剪定にも耐える、丈夫で剛健!というコデマリの性質はそのままで、剪定次第ではコンパクトに維持することもできるサクラコデマリ…いつか庭がある家に引っ越しをするまでは、鉢の中で剪定しながら大切に育てます。



コデマリと何かの交配種で正式名はピンクアイスって言うらしいけど、サクラコデマリの方が私にはしっくりくる。姓は桜子、名は鞠です。枝垂れる様を楽しみに、水やりの度にマリちゃんと呼んで可愛がってます。


久しぶりの更新は通勤の電車のスマホから。ウチのマリちゃんをお届けしました。


それではみなさま、ごきげんよう…さようなら!




おしまい






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