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自分の人生を生きるための挑戦をしています

2024年2月3日、私の地元で地域おこし協力隊の最終面接が行われた。
今回私が応募したプロジェクトは、「自由提案」枠。
地域資源の活用と地域課題の解決を目指すプロジェクトを提案して臨むという、なんともハードルの高い内容。

そこに私が応募しようと思ったきっかけを振り返ると、過去の自分がかなり関係していた。
今後の人生において、今回の振り返りは大切なポイントとなりそうなので、ここに書き留めておこうと思う。


応募しようと思ったきっかけは、過去の私からの脱皮

応募に至った動機、それはずばり!!

自分軸の人生を生きたいと思ったから!!

それを少しお話しすると…

私は今まで、絶賛他人軸の人生を送ってきた。
自分のやりたいことが無い訳ではなかったのだが、
人生の節目節目で、どうしても親とぶつかることが多かった。

だから、挫折せざるを得ないというか、自分の本音を言わない方がもうこれ以上傷つかなくていいんだから…と意図的に本音に蓋をして諦め、無理やり自分を納得させてきた、という説明が一番しっくりくるような気がする。(親に本音を言えない理由はまた別にあるのだが、ここでは割愛することにする。)

そのため、高校時代も専門学校時代も、そして社会人になってからも、毎日違和感を抱えていて、だからと言ってどうすればいいのかももう既に分からなくなっていて、迷走状態だった。

20代前半には体に異変が出てきてしまい、精神疾患との付き合いが始まった。でも、それすら周りに打ち明けることができずに、なんとか社会的に認められるように必死に外の基準に合わせる毎日だった。

正に、自分の心が置き去り状態。
でも、もうそれが当たり前になりすぎて、自分軸で生きている人がうらやましい反面、「私はあの人とは違って恵まれた環境じゃなかったし…」と悲観的になるか、「周りがこうしろって言ったから私はそうするしかできなかったんだ!!」と他責にするかで無意識的に自己防衛をしていた。

自分の本心を両親に伝えることで得たものとは

38歳の時、とうとう適応障害で過去一の体調不良をおこす。
食べ物は受け付けず、高熱が続き、1週間で5kg以上も痩せてしまい、自宅の階段を這いつくばらないと上れないくらい体力が急激に落ちてしまった。

「いつまでこんな状況を続けるの?私は…。いい加減気付いて!」
そのような言葉が脳裏によぎった気がする。
それがきっかけで、親に本音を伝える決意をした。

勇気を出して、出来る限り噓偽りなく、自分の気持ちを言葉にして両親に伝える努力をした。
どんな反応がくるのか…でも思ったほど恐怖感はなかった気がする。
きっともう腹が決まっていたんだと思う。

すると両親からは
『自分の好きな様にしたらいいよ』
という言葉が返ってきた。

その瞬間に、一気に肩の荷が下りたのが分かった。

それまでの私と両親は、お互いに気を使って言う言葉を選ぶ、空気を読んで行動するような関係だったのだが、段々と気楽に会話できるようになっていった。

関係性が良好になってきたこともあり、両親の元を離れる決意をして堂々と実家を出た。

親元を離れたことでの解放感から、自分らしく生きる本当の心地よさに気付いた

息子と二人暮らしの生活が始まったのだが、親の目がないことがとてつもなく気楽だった。
それが分かった時、本当にびっくりしたし、私は相当神経を張り巡らせて生活していたということにようやく気付いた。

そうして、訓練するかのように、日々自分の本音を確かめるように心掛けた。すると、常に自分を抑える状態で生活している事が分かったし、自分の心に正直に生きることは清々しい反面、罪悪感が襲うこともあったりして、なかなか自分の心に正直に生きることは、私にとっては大変だった。

でも、偶然勤め始めた職場での同僚達との出会いが、私に勢いをつけた。
そこにいるみんなが、自分の好きなことにお金を惜しみなく使い、楽しく生きるにはどうすればいいかを考え行動していたのだ。
そして、話をしていても面白い。みんなワクワクして後ろを見ないで生きていて、そんな同僚たちの姿を見ていた私に種火が付いた!

私はもともと、好奇心旺盛で行動力のある人間だったんだと思う。
一度動き出すと、止まらなくなった。
すると、毎日がどんどん充実し、心が満たされていく。
食事にも気を遣うようになり、運動も習慣化していた。

心身ともに健康になるとポジティブになり、気付けば私が周りにパワーを与えていた。

これが本来の私なのかな?
心が軽くて日々が楽しい!!
そんな生活を一年程続けることができた。

そして思った。
私は私の人生を自分の手でつくりたい。
でもどうしたら…。

自己理解を徹底的に深めた後からの今

本気で思っていると、最適な情報が入ってくるらしい。
私は、適切なタイミングで八木仁平さんの『自己理解チャンネル』に出会い、そこから『自己理解プログラム』を受講に至る。
三ヶ月のプログラムではコーチを使い倒し、ワークショップはほぼ毎日参加、ワークも仕事の合間はもちろん休みは家に籠ってひたすら取り組んだ。

もうここで人生を変える!!とかなりの覚悟を決めて臨んでいたので、気概は半端なかったらしい(笑)←コーチ談。

自己理解が深まると、私の人生のスタート地点に立ったのが分かった。
そして気付けば『グローバルホイスコーレキャンプ』に参加して、自分の使命をどのように果たしていくのかを学び、最高の仲間と出会うことができたし、受講期間中に『地域おこし協力隊』の募集要項を見つけてしまい、応募して最終面接を終えるまで来ている。

自分に素直に生きる道を選んでからは、決して順調ではないけれど躓いたらそっちの道じゃないと心と体が俊敏ん位反応するし、そんな時必ず誰かが私に手を差し伸べてくれ、そうこうしているうちに前進していて、進み始めたらどんどん拍車がかかっていく感覚。

初めての感覚なので、心は子どものようにワクワクしている。
ただ大人の私が見張っているけれど。

もう少しだけ、
この感覚を味わいながら、冒険してみよう☆

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