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おじさんからの質問

こんにちは。

今回はおじさんから受けた質問をまとめてみます。


訪問中にいつものようにおじさんの近況を聞いて雑談をしていると、おじさんの家の近くに、タラの芽に似た植物があるという話を教えてくれました。

タラに関する話は他地区に住むおじさんからも聞くことがあり、そのおじさんはお金に変えるために栽培していました。今回訪問しているおじさんは料理が得意なため天ぷらにしたり貴重な食料とすることができます。

しかし、実際に食べられるものかわからないためおじさんが少し悩んでいたようでした。

「近くにタラみたいなのが生えているんだよ。
スマホで写真を撮ると、何の植物か教えてくれるアプリがあるでしょ?
それでわからないかな」

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林の中を歩いて行き撮影。足場が悪くうまく撮影ができませんでした。

アプリによるとこれはタラノキによく似たヤマウルシで、食べない方が無難と書いてありました。
リスクがあるといけないので、その場では食べないということになりました。


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他にも雑談の中でおじさんから質問がありました。

「年金って何歳からもらえるんだっけ」

「65歳からだったと思います」

「じゃあまだもらえないな。
昔納めた分、少しでももらえたらいいんだけどなぁ。最近体力もおちてきちゃったし」

「受給できるか調べてみます?次に来るときまでに調べられたらいいですけど、、急ぎじゃないですもんね」

「うん、お願い。年金手帳あったかなぁ、、あるかみとくよ」


後日、おじさんが住んでいる地域の年金事務所に質問をさせてもらったところ、身分を証明できるもの(免許証やパスポートなど)があれば年金基礎番号を調べて受給ができるか調べてもらえるそうです。

受け取り方は銀行口座を持っていなくても、郵便局の窓口でも可能。

ネックだと感じたことは、書類の申請時に住所の登録が必要だということでした。
対応していただいた方によると、NPOの施設で、住所を登録させてもらえる施設もあると言っていました。

教えてもらった情報を持ってひとまずおじさんのところへ行って話をしてきたいと思います。


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また、おじさんが生き方を選ぶ上で、選択肢が増えたら良いと思い生活保護についても調べています。制度の細かな情報で知らなかった事もたくさんあり、おじさんから見た利用しにくい点なども次回の訪問で聞いてきます。

おじさん達との会話の中で生活保護の話が出ると、河川敷での暮らしをやめて生活保護を受けた方の話も教えてくれました。仮におじさんが生活保護を受けて、アパートに住んだとしても、話し相手が欲しい場合には僕たちは変わらず関係を続けていくと思います。つながりがなくなって仲間がいる路上に戻った例も聞いたからです。

また進捗があれば書いていきます。


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