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ハンググライダー日記 '24 1/6 Nishifuji JC Task1


久しぶりの西富士での大会。
前回は雨混じりだったような。

初日の気象条件は雲底高度が1,500m〜1,600m、2,000m近くまであがるタイミングもありそうだけどその時は2,000m以上の強風も降りてきて荒れるかも。
そんな感じ。

もう少しなんだけどテイクオフのある尾根をトップアウトできないのでまずはムダに動かずじっとスタート時間を待つことに。

 ・富士山キレイだなー
 ・尾根線より高いとこにいたパラグライダーが尾根より低くなってきたな
 ・あとからテイクオフしてきた人達はいい上がりしてると言いにくいな
 ・自分もトップが低くなってきたな

タスクコースは山沿い一択。
だからなのかスタート前のスケジュールを詰めてなかった。慌ててスタートシリンダーの内側に入るものの、位置取りを失敗してスタートに遅れてしまう。

シブくても沖には振ります

山沿いタスクはなかなか追いつけない。
先行する機体とは5-6分くらいは引き離されているのだろうか。

尾根より低く動いている先行機を追いかけずに毛無山でいいサーマルを見つけしっかり上げる。
先行した機体よりいいサーマルを使えたのでうまく追いつくことができた。

これといったリフトに当たらないのでパイロンの天子ヶ岳に近づくにつれてだんだん高度が低くなる。大気も静穏になっていく。
少し高度が足りない。と、ついひとまわりしてしまい追い抜かれた。

静穏な大気のなか2km先にシリンダーがある。自分より低い機体は迷わずに突っ込んでいく。

Gんきにアトスの墓場と言われて

エリア的にシブく、大気も静穏ななか、メインランディングのすり鉢から外れるだろう大先輩のグライドに驚嘆、怯みながらもついていった。

結果として私はそのままワングライドでサブランディングへ降りることに。

そして、先行した大先輩は低くなりながらも山沿いを捨て尾根の先でサーマルヒット。
私よりも14km進んでいった。

その違いの理由は明白。
間違いなく経験値に貢献したタスクになった。

「keep」
・サーマルの見切り

「problem」
・プレッシャーをかけたグライドをしたあとも再起動が遅い

「try」
・自分にプレッシャーをかけるフライトはしない
・先読み力の強化

手間は成果に現れる、ランディングの下見は大事。

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