ハンググライダー日記 '24 2月月例会 in Ashio
今期初、ルール改正後初の月例会参加。
性能差ハンデで、クラス5ハンググライダーは1,000点取れなかったら10%カットされるようになりました。
その参加一回目のタスクは以下の通り。
まずは北上して、その後西北西へ。最後は足尾エリアの西側ハングLDがゴール。というタスク。
想定タイムは2時間以内。目標1時間30分。
テイクオフで風予想アプリを見てコースを仮ぎめ。迷ったら飛ぶコースはTP2へは仏頂山ーゴールデンレイクー真岡発電所の線。
目標の1,000点。
フライトのポイントは、リーディングポイント。
雲底に到達することにこだわって上げ勝負に巻き込まれずに足勝負に徹する作戦を試してみる。
具体的には他機のサーマル強度と他機が雲底まで上げきる時間を見越してこちらははやめにサーマルを離脱。より高速域を使わせて滑空比差をより大きくし、サーマルで追いつかれても高度差は確保するというもの。
ということで、いざテイクオフ。
実際に飛んでみたら予報と予想とはずいぶん違う雲の配置。
雲底まで200mくらいでスタート。石切山脈で追いつかれるが高度差は充分。作戦の第一段階成功。
石切山脈で高度をあげたしてコンバージェンスのはぐれ雲であげ返す。雲底は2,000m、まだ300-400mあるが下から上げてくる機体がいいリフトを掴んでいる。かなり良い。ソアリング勝負を嫌がって1,600mくらいで移動開始。
選んだコース取りははぐれ雲狙い。
しかし実際にはハズレ。ムダな距離を飛んでしまった。はぐれ雲と地形の関係は難しい。
・自分よりも効率のいいソアリングをされた
・私は良くないコースに入り、追いかけてくる他の機体は良いコースを飛んだ
・真岡発電所の雲が大きくて効率のいいソアリングができなかった
・北回りになるコンバージェンスの本体であげきったほうが早かった?
等々、TP2を取ったあとの真岡の雲で多くの機体に追いつかれてしまった。
高度差優位はある状況だけどTP2は先行された。作戦は部分的な成功判定。
まあ振り出しに戻っただけなんだけど、ゴールまで残り20kmくらいになると数分の遅れが致命的。
低くゴールをめざす他機が先行するものの彼らは見送ってファイナルグライドの準備を重視。
そばにいるI崎アトスの動きをチェック。少しづつゴールに寄せながら高度を稼ぎファイナルグライド。なんとか1,000点取れました。
今回の作戦はギリギリでした。もっともっとソアリングがうまくならないと。
ソアリング技術を向上させようと躍起になるのはイヤなんだけど改めてその大事さを痛感。
100km以上のタスクを安定して飛ぶにはまだまだ全然ソアリングの練習が足りてないようです。
「Keep」
雲底までの距離を時間に換算して使う
「Problem」
200〜300mも離れてないところを1.5倍のリフトであげてくる人がいた。2回も。
「Try」
もっともっと強いコアをめざそう
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