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ラアス・アル=ハイマ選手権、中島啓太の活躍と双子の”珍事”

 DPワールドツアー、ラアス・アル=ハイマ選手権が行われ、デンマークのトービヨン・オルセンがトータル27アンダーで優勝、ツアー通算8勝目を挙げました。


1.デビュー戦上々の滑り出し、中島啓太

 DPワールドツアーのデビュー戦、そして今年の初戦となった中島啓太。
 第1ラウンドはイーブンパーと出遅れる展開となりましたが、2、3日目とも6アンダー66をマークし、トップ20以内から最終日を迎えました。
 序盤でスコアを伸ばす中、10H(Par4)で池に捕まりダブルボギーを喫するものの、ここから巻き返し5アンダー67でホールアウト。
 トータル17アンダーで4位タイに入り、上々の滑り出しとなりました。

 ただそれでも向上心のある中島、今大会を振り返っても反省点は忘れていないようです。

2.日本勢全員、今シーズンすでにトップ10入り経験あり

 今現在、DPワールドツアーでは中島の他、川村昌弘と星野陸也がここで戦っています。

・星野陸也
 フォーティネートオーストラリアPGA    2位
 ISPSHANDA オーストラリアオープン 2位

・川村昌弘
 ヒーロードバイデザートクラシック      7位

・中島啓太
 ラアス・アル=ハイマ選手権         4位

 以上のように、今シーズンもうすでに3人ともトップ10入りの経験があるという、順調な滑り出しとなりました。
 DPワールドツアー上位からPGAツアーに向けて戦うのに、これから山あり谷ありのシーズンになるとは思いますが、この好スタートを生かして転戦してほしいと願うばかりです。

3.双子のホイゴー兄弟、欧米で単独2位になる”珍事”

 NFLプレーオフの関係上、土曜日に終わったPGAツアー・ファーマーズインシュランスオープンでは、優勝したフランスのマッチュー・パボンに次ぐ1打差の単独2位になった、双子の弟・ニコライ。
 一方こちらは3日目まで首位に立つ同郷のオルセンを追いかける双子の兄・ラスムス。
 一時はオルセンに並んだ時もありましたが、最終的に6打差をつけられ単独2位。
 双子とも欧米で2位、しかもタイではなく単独というおまけがつく”珍事”となりました。
 長い歴史を持つ欧米両男子プロゴルフツアーでも、これほどの珍記録もないでしょう。
 ぜひ次回は、「双子で同週の欧米両ツアーで”優勝”」という記事を届けて欲しいものですし、双子の優勝争いというニュースも聞きたいものです。

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