見出し画像

マキロイさんクラークさん、ジュニア達も見てますよ

 アーノルド・パーマーインビテーショナルでこんなシーンがありました。

(訳)
 マキロイはパーマーインビテーショナルで、ティーショットをミスした際ティーマークをクラブで壊してしまった。プロの試合ではこのようなことがどんどん起こっているので、これは止めなければならない。
 選手がミスショットをした際、自分に怒る感情を示すのは理解できるが、コースにダメージを与えるのは裏でコースを整備してきた方々に対し非礼であり、それにジュニアゴルファーにひどい手本を示しているからだ。

@flushingitgolf

 ティーショットを右のラフに入れ自分に対し腹が立ったマキロイ。映像では右のラフに入ったボールを追いかけてますが、そのときにティーマークを破壊している音声が収音マイクに拾われ、映像が切り替わったら破壊されたティーマークが映っていたというものです。

 それとクラークもこんなシーンがありました。

 米男子ゴルフアーノルド・パーマー招待第3日が9日(日本時間10日)、米フロリダ州ベイヒルC(7466ヤード、パー72)で行われ、優勝争いに加わったウィンダム・クラーク(米国)が怒ってフェアウェーを破壊した。ネット上で動画が拡散。海外識者が批判していた中、海外ファンも「意図的な行為は罰打になるべき」と反応している。
 土が周囲に高々と飛び散るほどの強さだった。467ヤードの9番パー4の第3打。クラークはピンまで約20ヤードからアプローチした。しかし、ディポットが影響したのかダフった様子。すると、クラブを地面に叩きつけ、芝をえぐり取った。
 X上で動画が拡散。さらに英国出身の元プロゴルファーで、現在はYouTuberとして有名なリック・シールズ氏も「ワオ。ウィンダム・クラークの言語道断なファウルだ! この男は今日、ファンの心は掴めないだろう(笑)。コース管理者が目を覆う!」と批判した。さらに海外ファンも騒然としている。
「あらら」
「これは酷いね」
「彼がこの場を立ち去る前に直したことを祈るよ」
「意図したコースへのダメージは1罰打になるべき」
「これは良くないね」
「好きじゃない」  
 クラークはこのホールをダブルボギー。71で回り、通算8アンダーで首位と1打差の3位に踏み止まった。首位で出た米ツアー通算9勝の松山英樹(LEXUS)は7アンダーの4位。スコッティー・シェフラー(米国)とシェーン・ローリー(アイルランド)が9アンダーで首位に並んだ。

Yahooニュース(THE ANSER編集部)

 プロの競技で1打にかける集中力は、並大抵なものではありません。自分たちの生活が懸かっているのだから、ミスをしたときは感情が抑えきれず自分に苛立ち、人や物に当たりたくなるのは分からないでもありません。

 ただ毎年開催されるベイヒルクラブを、最高の環境で選手に提供しているコース管理者に対し、このような冒涜行為をするのはもってのほかです。
 コース管理を仕事にしている人達にとってたまったものではありません。

 それとギャラリー、しかもジュニアゴルフアー達もこの出来事を見たり聞いたりしているはずです。
 「マキロイがやったからいいだろ」という”免罪符”を与えてしまったことで、指導する側はどう対処すればいいのか困ります。

 プロのこういうシーン、ジュニアゴルファー達はしっかり見てますよ。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?