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オレンジの、王国のプライド! チャント特集#1 清水エスパルス

 こんにちは!AT soccerです。
 早速、チャント特集の記念すべき第一回記事です!
 第一回、どこから紹介しようか正直めちゃ迷いました。「やっぱ北から行くしかないだろ」「いや好きなチームから順に紹介したら?」「逆に趣向を変えて南から…?」など、様々な思いが交錯しましたが、さすがに第一回は僕の愛してやまないエスパルスの紹介をおいて他にしようがないと考え直しました。ちなみに次回以降は北からの紹介にする予定です…w

クラブのアイデンティティ

 チャントは「自分たちは何者である!」という、チームのアイデンティティを自他に強く主張するものです。なので、チャントを語るためにはチームが何に基づいて自己定義を行っているか?がとても重要になります。今後も、各チームについてチャント紹介の前にクラブアイデンティティを紹介しようと思いますので乞うご期待!(ちなみに、各チームのアイデンティティについては、多少偏見や間違いがあるかもしれません。皆様からのご意見を受けて修正等していくつもりですので異論反論大歓迎です!是非コメントをいただければ!)
 清水エスパルスのアイデンティティは…

①オレンジ
 最重要です。絶対に外せません。エスパルスは2018年からリブランディングプロジェクトを実施していますが、その際に中心軸となったのはやはりオレンジだったようです。
 選手たちは「オレンジ戦士」と呼ばれ、公式チアリーダーは「オレンジウェーブ」と呼ばれているなど、オレンジが自他ともに認めるアイデンティティの核です。

②サッカー王国
 静岡県は日本で初めて小学校教育にサッカーを取り入れる(藤枝市)など、「サッカー王国」として知られており、現在も人口10万人あたりでのJリーガー数は日本一です(キングカズやゴン中山、最近では内田篤人などが静岡出身)。エスパルスはオリジナル10(Jリーグ創設時のチーム)として唯一親企業を有さないクラブ(清水FC)が母体になっていますが、これが可能になったのもJリーグの理念の一つである「地域密着」を体現する地として、サッカー文化が強く根付いた清水が最適であるとの評価を受けたためです。こうしたサッカー王国としてのプライドが、清水の強力なアイデンティティを形成しています。

③サンバ
 エスパルスのチャントは、ブラジルのサンバ調であることが圧倒的な特徴です。ホンダやヤマハといった製造業が強い静岡には元々在日ブラジル人の労働者が多かったことが、サンバ調が定着した理由の一つと考えられます。
 特に「アゴゴ」と呼ばれる、リオのカーニバルでも用いられる甲高い金属音を発する打楽器のリズムが他のチームにはない特徴です。サンバのリズムに満たされた日本平スタジアム(エスパルスのホームスタジアム)は思わず踊りださずにはいられない雰囲気に包まれます。

おすすめチャント紹介!

アイデンティティ紹介が若干長くなってしまいましたが、ここでいよいよおすすめのチャント紹介に移りたいと思います!エスパルスは流石に好きなチャントが多すぎて全てを紹介しきれないことが無念なほどですが、圧倒的におすすめできるものだけを紹介していきたいと思います!

1. グリコ
 流石にこれは外せないですね!エスパルスの代名詞と言って全く差し支えないチャントです。

オレ オレ オレオレ ** 〔×7〕
オレ! オレ! オレ! 清水エスパルス!
オレ! オレ! オレ! 清水エスパルス!

 ちなみに、Ole!というのはスペイン語で「いいぞ!」「うまい!」などの激励、称賛の言葉とのことで、チームに勢いをもたらす景気づけの言葉としては語感も含め最高ですね!

2. リバイブ
 
「共に行こう、いつまでも 俺たちがついている」という、心震えるワードのチャントです。重要な試合の終了間際など、ここぞ!という場面で歌われるチャントで、2016年の昇格決定戦となったvs徳島ヴォルティス戦の試合終了間際にも歌われていました。あの瞬間は一生忘れないと思います…

オーオー オーオーオオオー シーミズ
共にゆこうー いつまでもー
俺達がついている エスパルス!

3. 王国清水
 Jリーグのチャントはかなり知っている方、という自覚があるのですが、チャントで自チームを「王国」と称しているのはこのチャントだけではないでしょうか?上述した「王国」としてのプライド、アイデンティティをいかんなく全面に押し出したチャントで、歌っていて不思議な高揚感がありますね。

(リーダー)勝利を掴み取れー (全員)王国清水
ラーラー ラララララー ラー ラーラーラー
勝利を掴み取れー 王国清水

まとめ

 今回のチャント紹介は以上です!もっとたくさんのチャントを紹介したいのはやまやまなのですが、あまりにくどくなりそうなため特におすすめのチャントを厳選しました!
 このブログはエスパルスファンの方に多くお読みいただいているはずなので、次回以降は逆に各チーム多めに紹介し、様々なチャントを知っていただく機会としていきたいと考えています!
 それではまた!次回もお楽しみに!

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