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世界で唯一のデータを扱う〜ソフトバンクで社長賞を受賞したセールスがログラスに来た理由〜

こんにちは、Atsu31です!
2023年4月から、経営管理クラウドを開発・提供しているログラスにフィールドセールスとして参画しました。

本記事は、私のログラスへの入社エントリであり、私視点でログラスへの思いや考えをツラツラと書かせていただきます。

本記事を読まれる方が、ログラスについて少しでも興味を持っていただければ嬉しい限りです!

私のこれまでのキャリア

ソフトバンク時代

新卒で入社したソフトバンクには、約7年半ほどお世話になりました。
Yahoo! BBを使ってインターネットを普及させたり、iPhoneやiPadをいち早く扱ったことから、「この会社に入れば先進的なことに携われる!」と思い入社。

この考えは間違っていなかったと思います。

入社後は法人営業として社会人の基礎を叩き込まれ、右往左往しながら最新のITサービスを扱う日々でした。
ソフトバンクの法人営業は自社のサービスを売るだけでなく、お客様の課題を認識して、他社のサービスも組み合わせながら提供するソリューション営業です。
そのため、世界の様々な最先端サービスを勉強しながら知り、扱いつつ、お客様の課題に向き合えた期間でした。

しかし、1年目、2年目は成果は出せず(本当に全くと言って良いくらい)、不安で寝付けない夜が続く日々。
そして年々増える営業予算にヒーヒー言ってましたが、
運や周りの方々に恵まれて、本部表彰や社長賞なども受賞し、新規事業部隊も経験させていただき、苦しいながらも充実した日々でした。

参照:ソフトバンク 孫会長、「日本はAI後進国」。世界の先進例としてトヨタも出資するグラブ アンソニー・タンCEOを紹介「SoftBank World 2019」基調講演 /Car Watch(https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1196762.html)

孫さんは年1で社内で見ることができるか、見かけるときはSPさんや取り巻きに囲まれている

参照:ソフトバンクは携帯参入の楽天とどう戦う?宮内社長に聞く(上)日経 xTECH(https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00677/070800019/)


孫さんの次の社長である宮内さん。この方は結構社内でお見かけした。エレベーターに乗るとボタンを押している人が宮内さんで焦ることがよくあった。

AIスタートアップ時代

苦しいながらも充実したソフトバンク時代でしたが、30代に近付いてきた頃、コロナやライフイベントの変化もあり、次のチャレンジを求めてスタートアップへ転職。

入社したのは自然言語処理のスタートアップで、情報収集や分析ツールのフィールドセールスに従事していました。
その企業では自社で独自のAIを開発して、自社サービスに実装するのがウリ。
約2年半在籍し、自由に裁量を持って働かせていただき、売上も拡大していました。

しかし、2022年12月に自然言語処理業界で大インパクトがあるリリースが出ました。
それは、、、

Chat GPTの爆誕

皆さんもうご存知ではないでしょうか?文章を生成してくれるChat GPT。
文章生成どころか、色々な相談にも乗ってくれます。
ためしに、次の夏休みに何しようか相談してみました。

このプランで行くと、帰りがしんどすぎますね。。


質問の仕方をこれを元にもう少し変えてみると、より良いプランを提案してくれます。
こんなにしっかりした回答を作ってくれるなんて1年前は想像もできませんでした。
ChatGPTのテスト版が2022年12月にリリースされてから、自然言語処理業界は大騒ぎ。

それまでのAIでは、文章の中に記載されている企業名や人の名前を上手く判定できないレベルでした。

(たとえば『ログラスは経営管理クラウドサービスをリリースした』という文章を読むと、ログラスって人?サービス名?みたいな感じでAIは企業名を上手く認識できなかったんです。)

そんなレベルだったAIが、急にこんな相談にも乗ってくれるようになってしまったという大変革が起きたのでした。

ChatGPTなどの生成AI・大規模言語モデルの勃興は、皆様の生活にも少しずつ影響が出ていると思います。
大学の論文をChatGPTに書かせた、とか、飲み会に行きたくないから良い断り文を作ってもらったなど、ニュースによく出てきますね。

この大変革が起きて、私は強く思ってしまったことがあります。

スタートアップのAI開発の難しさ

AIを開発するのはとても深い知見と技術力が必要です。

そもそも開発すること自体がレベルが高い中、少ない人数のスタートアップが、たくさんの資本が投下された大企業などと競争するのは、非常に難しいです。

ちなみにChatGPTを開発したOpenAI社はスタートアップではありますが、マイクロソフトなどから1兆円を超える巨額の出資を受けているようです。

(今のOpenAI社はもはや大企業並みのリソースがあると思いますが、スタートアップではAI開発ができないというわけでは断じてありません。)

このような状況を鑑みると、スタートアップにとって、限られた資金や人材の中で世界と戦う難しさは間違いなくあると思います。

それでは、どういう立ち位置にいる企業が今後競争優位性を持てるのか?

私の中で1つこのような仮説が生まれました。

ユニークなデータを持つ企業が強くなる

AIを動かすには大量の学習データが必要です。
文章を理解するAI、絵を書いてくれるAI、音楽を作ってくれるAI、色々ありますが、それをしっかり動かすためには、学習のためのデータが必要です。

なので私としては、
AIは凄い企業に作ってもらおう!
AIを動かすために必要なデータを持つ企業が、その領域で強いプレーヤーになる!

と考えました。


ログラスが持つことができる “AIを動かすデータ”

そんな中、ログラスが持つことができるデータは何でしょう?

それは【経営の予測データ】です!

ログラスでは主に3つの情報を扱います。
1つ目は、企業の目標数字である、予算情報。
2つ目は、実際に何にどのくらいの金額が発生したのかがわかる実績情報。
3つ目は、予算に対して少し先の未来(例えば1ヶ月後)に、どのような数字になるか予想をする見込み情報。
2つ目の実績情報は、上場企業の場合、財務会計情報として社会に公開されていきます。

しかし1つ目と3つ目の情報はどうでしょうか?
これはなかなか公表されない数字です。

企業が社内で掲げる売上やコストなどいろいろな項目の目標数字や、近い未来の予想数字のデータがログラス上には集まってくるのです。

※財務会計と管理会計の違いについてはこちらを見てみてください!

企業内で掲げている目標の数字ってなかなか外部には出てこないですよね?
その機密性が高い情報がとても細かい粒度でログラスの中にはたくさん集まってきます!!

このような経営にまつわるたくさんのデータをAIで解析をすると、なんか色々できる気がしませんか?

例えば、売上予算を考えている時に、AIに相談すると、

ここ数年の売上の傾向やマーケティング費用の使い方的に、今年は昨年の5倍売れる可能性がある。
世界的にも為替の情報が〇〇で、業界的にも〇〇という傾向があるため5倍という数字は非現実的ではない。。。

とかいうことを教えてくれるかもしれません。

私はAIが経営の参考になる情報をレコメンドする世界、もっと言うと、
AIによる経営の自動化ができる時代が来るような気がしてならないのです!
経営の自動化ができる場合、働く人たちは数字の分析などから離れて、よりクリエイティブなことに時間を割いて、新しい価値を生み出し、世界が変わっていくかもしれません。

その未来を作ることができるのは、たくさんの企業の経営データを持てる企業だけ!だと私は考えています!


その未来に向かって突き進む!

上記はあくまで私が想像する未来像です。
あくまで私が思っているだけで、ログラスが掲げている目標ではないのであしからず。。
(ただし社長もAI活用に圧倒的な投資をしていくとnoteで明言いただいているので方向性としては合っていると思います!)

私達ログラスにはたくさんの可能性があると思います!
いろいろな可能性を実現する土壌がある組織であると感じています。

ただし、まだ私達は小さなスタートアップです。
お客様の課題を解決し続け、信頼を築き続けることによって、ログラスが日本中、世界中に広がり、データが集まり、新しいことを成せるようになります。

そのためには、たくさんの仲間が必要です!!

ログラスの社員が素晴らしいということは、他の社員の記事を読んでいただければわかっていただけると思うので、今回は省略させていただきますが、、、

経営データを活用して、日本を良くしたい!世界を良くしたい!
良い景気を作りたい!という方、是非ログラスという船に乗ってみませんか?

ログラスではちょっと社員に話を聞いてみたい、ということも全く問題なく対応させていただいております!(むしろウェルカムで社内のSlackが喜びの反応で溢れるほど)
可能性に溢れた組織で、志を持った皆様をお待ちしております!

他の社員のエントリー記事なども是非御覧ください!

長文をお読みいただき、ありがとうございました!

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