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妻と同じ目線になることで、初めて共感ができるようになる。

こんにちは。

今日は、妻と同じ目線になることで、家事や育児に対する考え方が同じレベルで話せるようになり、深い関係を築けるようになるという話を書こうと思います。

家事や育児をできる限りやってはいるけど、妻の反応がいまいちで心が折れそうという方は、参考になるかと思います。

妻と同じ目線に立つことで、初めて妻の立場を理解できるようになる

ぼくは上の子達(双子の男の子)が、3歳くらいの頃に、3泊4日の社員旅行(沖縄)に出かけたことがあります。

そのとき、あまりに社員旅行が楽しすぎて、妻への連絡(LINE)を怠ってしまい、妻を怒らせ、悲しませ、インスタグラムのアカウントをブロックされ、子どもたちの写真を見れないようにされてしまいました。

山のように妻へのお土産を買って帰り、誠心誠意謝ることで、なんとかことなきを得ましたが、その時の妻の心の傷は長く残っていたようで、ことあるごとに会話に上りました。

でも、それから3年経ち、妻の中では「その時は、私も大変だったんだろうな〜」と、かなり傷は癒されているようで、ぼくへの悪感情はだいぶ和らいでいます。

これは、単に時間が解決しれくれたわけではなく、ぼくが妻と同じ目線になれたことが理由だと妻は言います。

下の子が生まれた時、ぼくは3ヶ月の育休を取りました。

妻が出産して退院したばかりの頃、上の子たち(当時、4歳になったばかり)の保育園の送り迎えをしていたのですが、ある日、次男がコップを忘れたことがありました。

車の中で、次男がコップを忘れたと突然言ったのですが、双子の保育園準備でイライラしていたぼくは、「お前がモタモタしているからだろう!」と怒ってしまいました。

次男はそれを聞いて怒るわけでもなく、悲しそうな顔をして、車の助手席で小さな顔をうなだれていました。

ぼくは激しい自己嫌悪に陥り、家に帰り、妻になにが起こったかを話しているうちに涙が溢れてしまいました。

次男を怒ってしまったことが辛くて辛くて、こんなに激しい自己嫌悪に襲われるとは、全く思いもしませんでした。

でも、それは、子どもを育てる母親なら、誰もが通る道だったんです。

妻は、その日、ぼくがやっと、自分と同じ目線に立ってくれたと確信したそうです。

子どもを怒りたくないのに怒ってしまって、そんな自分が嫌で自己嫌悪に陥り、泣いてしまう。

そんな経験は、きっと育休を取って、子育てに夢中になっていなければ、体験できなかったと思います。

今までは、なんとなく妻の気持ちをわかったつもりになっていましたが、心から、自分の心で、妻の感情を感じられたのは、その日が初めてでした。

妻を傷つけてしまったことは、過去たくさんありましたが、ぼくが同じ目線に立ったことで、過去の行いは、その後のいい記憶によって、ほとんど上書きされたと、妻は言います。

言葉だけの共感は妻の心に響かない

思えば、それまでのぼくの妻への共感は単なる言葉だけで、妻の心に実際には届いていなかったんだと思います。

妻の言葉にウンウン頷くだけで、確かにある一定の効果が得られます。

女性は共感されることでストレスが減る生き物ですので、妻の言葉に共感を示すことで、ある程度、妻のストレスを減らすことはできます。

ですが、妻が心から

「この人に話したい!」

「この人なら私の話を理解してくれる!」

「この人だから、話したい!」

と、思うようになるには、単なる共感のポーズだけでは不十分なんです。

妻の感情に心から寄り添い、妻の気持ちを完璧に理解できるようになるには、妻と同じ経験をするしかないんです。

妻と同じ苦しみを味わい、妻と同じ自己嫌悪を感じ、妻と同じ喜びを感じる。

そういった体験から生み出された、あなたの心からの言葉と涙によって、あなたの妻は、あなたが自分と同じ立ち位置になってくれたことを、初めて理解するのです。

妻と同じ目線に立つために夫ができること

では、具体的に、妻と同じ目線に立つためにはどうしたらいいのか、その方法を書きますね。

一番いい方法は育休を取り、妻を休ませ、家事や育児を全て自分がやることです。

ぼくはこの方法で、妻と同じ目線に立てるようになりました。

子どもが大きくなって、育休を取るタイミイングを逃してしまったなら、休日に妻を一日自由に外出させて、家事や育児を全てやるのがおすすめです。

朝ごはん、昼ごはん、夕ご飯の支度の全ても自分がやります。

妻にはなにもやらせてはいけません。

全てをやることによって、妻の苦労を身に沁みて理解できるようになります。

家がぐちゃぐちゃの状態で妻の帰りを待たずに、全て完璧に片付けておいた方がいいです。

そして、「意外にたいしたことなかったよ」なんて、決して言ってはいけません。

きっと大変じゃないとは思いますが、仮に楽な場面があったとしても、妻が普段どれだけ辛い思いをしているかを理解するためにも、理解したと妻に覆ってもらうためにも、「たいしたことない」なんて、妻の存在意義を失わせるような発言はしてはいけません。

1日中、家事と育児をするのが無理なら、数時間だけ妻にお一人様時間を与えて、その間、家事と育児を全てやることをおすすめします。

ただ、数時間では、妻の普段の苦労を全て体験することはできないので、一日中、子供の面倒をみる日を何度か作った方がいいです。

結局のところ、ぼくらは、人と同じ経験をしないと、気持ちを100%理解できるようにはならないんです。

それに同じ経験をすれば、妻との間に深い連帯感が生まれ、今まで以上に深い関係を築くことができるようになります。

それでは、今日はこの辺で。

今日も、あなたとあなたの妻にとって、いい1日になりますように。

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