映画やドラマに本とあれこれ その3
書籍『反逆の神話』
「誰がカートコバーンを殺したのか」
冒頭のこの一文にすっかりやられてしまい、昼休みに会社を抜けて購入した本。
これはパンク少年だった筆者が、冒頭のカートコバーンを筆頭に、パンクロックやヒッピー文化、フェミニズムやBLM運動といった、既存体制を打ち負かすための運動=カウンターカルチャーが何故、当初目的としていた既存体制の打倒を成し遂げることなく逆にその思想を骨抜きにされ、ファッション(商品)として組み込まれてしまうのか、その仕組みについて説明する本である