夏の北海道が大好きだ。関西出身で、名古屋・静岡と居を転々とし、今は関東に住むわたしにとって、景色が広くて涼しい北海道は珍しくて経験したことのないお気に入りの観光地だ。車窓から家々を眺めると煙突がついている。そういうことすら楽しい。

稚内の灯台。童話や映画の中にいるような夕暮れ。

おなじく、稚内の夕暮れ。
利尻富士が望める。昆布をたっぷり買って帰った。
この町はすこし寂しい町だった。ハマナスが道路沿いに咲いていて、その背の低さが珍しく、かわいらしかった。
みずだこが美味しい。

ニッカウヰスキー　余市蒸留所にて。

普段はあまりお酒を飲まないのだけど、ここで頂いたハイボールの味はそんなわたしにも「なにかが違う！」と感じさせるものだった。余市蒸留所内はきれいに手入れされていて、訪れた当時は朝ドラの影響もあり、見学者が多かった。

羊ケ丘→テレビ塔→円山公園を市バスや地下鉄で廻った。あえての観光コースど真ん中である。バスの時間があるから意外と忙しかった。この３つを一気に廻る、ということが目標になってしまっていたかもしれない。でも市バスで旅先をうろうろするのはとてもお勧め。町の人の生活ゾーンに入りこめるし、ゆっくりと景色も楽しめる。

札幌、小樽、余市、旭川、稚内と、何年もかけて訪ねているが、それでも北海道は広すぎて廻りきれていない。行きたいところがたくさんあるけれど、北海道は観光地間の距離が広くて、わたしのような疲れやすい人には一度の旅に二か所がマックスだ。

北海道、また遊びに行くから・・・待ってて・・・