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ジャネットジャクソンTogether again 2024年来日公演レポート

2024年3月20日、横浜Kアリーナにてジャネットジャクソンの2024年来日公演に行ってきました。

・人生初めてのライブでびっくりしたこと

・ジャネットジャクソンの2024年来日公演の感想

を書いていきます。

人生初めてのライブ冒険譚


その1 グッズ販売で洗礼を受ける


グッズ販売が公演開始5時間前スタート、2時間後には半分が売り切れ

 「開場1時間前に現地に行けばいいや」と思ってのんびり朝を過ごしていました。

グッズは何があるんだろ、と公式サイトをみていると、「グッズ販売は12時から」との文言が。

「なんですって!!」と慌てて準備をして物販ブースに着いたのが13時30分ごろでした。

なんとすでにアリーナ周縁の奥の方まで長蛇の列が、、、トイストーリーマニアぐらい並んでるのではなかろうか、、、

物販ゾーンと行列ゾーンに分かれていて、物販ゾーンの行列が3分の1ぐらいに空いたら次の数十人を行列ゾーンから物販ゾーンに移動させる仕組みでした。

途中で大粒の雨と強い風にさらされ、凍えながら1時間ぐらい並びました。(泣そう)

手指と足先の感覚がなくなってきた頃、物販ゾーンに入ることができました。

しかし、なんと、欲しかったグッズの第3希望まで売り切れ、、、

(ショックでレジ前で3秒フリーズした。)

さらにTLCの方はグッズがほとんど残っていませんでした。

ディズニーで起こる不運は周到な準備があるから耐えられるけど、今回は不意打ちディズニーみたいなものだったのでいつも以上に辛かった、、、

今度は12時販売開始を狙って早めに行って、買ってから時間を潰す作戦で行こうと思いました。

(他に良き方法があったらコメントで教えてください、、、!)


会場までが遠い、迷子になる


横浜って建物一個一個が大きく、地下や地上に出たり、気がついたらスカイウォークしていたり街自体が大きな迷路みたいなんですね。

観光の時は楽しいかもしれないけど、急いでる時は行き場のない怒りが溢れてくる、、、

さらに、Kアリーナの近くは飲食店が少なくて、行列に並ぶか、アンパンマンミュージアムのレストランに行くかしか候補がなく、私は並ぶのはこりごりだったので、みなとみらいの方へ何か食べる物を求めて避難しようとしました。

そうしたら、まさかの、みなとみらいの商業ビルも迷宮、、、

今度ライブに行く時はお腹いっぱい家でご飯を食べてから家を出ようと思います。


ジャネットジャクソンの2024年来日公演の感想


クイーンの降臨


1時間のTLCのライブののち、30分の休憩を挟んでいよいよジャネットジャクソンの番がやってきました。

紫のマントに包まれたジャネットジャクソンに圧倒されて、隣の人は「本物だぁ…」と絶句していました。

「今日を楽しんでくれたら嬉しいわ」と投げかける言葉に貫禄と説得力があってキュンとしました。

激しいダンスをして、歌って、2時間ほとんど表に出ていて57歳とは思えない。

「Again」の時、マイクを観客に向けてたけどほとんど歌わず(というか私はジャネットジャクソンの曲を歌うものだという発想がなくて不意打ちを喰らった)、ジャネットジャクソンが苦笑いをするシーンもあり、ライブってお客さんとのやりとりがステージに映し出されるという点でダンスバトルに似ているなと思いました。

アンコールも客席にマイクを向けて、歌声が鳴り響かないシーンがあったのですが、ジャネットジャクソンが「みんな、ジャンプするわよ!」と言って臨機応変に対応していたのはさすが!

ジャネットジャクソンはきっとダンスバトルも強いんだろうなと思いながら、私も7階席で飛び跳ねておりました。


「私からも見えてるからね!」は多分本当


途中、ジャネットジャクソンが「みんな首を横に振ってみて!私からも見えてるからね!」というジョークを挟んで、客席が笑うシーンがありましたが、多分あれはジョークではなく本当に見えていたんだと思います。

というのも、7階席でバックダンサーの首や肩のアイソレまではっきり見えてたので、アリーナ席は光が当たれば客席の表情まで見えると思われます。

ここまで見えるなんて、私も驚きだったのですが、ジャネットジャクソン手の叩きかたが、当てるところが「pan」じゃなくて「p」だけですごく短くて(伝わって!笑)、それをやってみたら音に乗れてすごく気持ちよかったです。

一番感動したのが、バックダンサーが4人で2時間のライブをジャネットジャクソンとやっていたことで、本当にすごい。

数えたところ、4、6エイトのユニゾンが一曲に2、3回あって、それを十何回もやっていると思うと、最後まで鞭打つようにしなる感じとか、キレが衰えないのも尊敬でした。

振り付けもヒップホップに傾倒しすぎず、ミュージカルっぽい小道具や演技みたいなマイムの動きも取り入れていて、時々ロックも入れていたのが見ていてワクワクしました。

最後に


ライブの合間にジャネットジャクソンがダンサー、楽器演奏者へのリスペクトを表すシーンがあって、こういうところがクイーンと言われる所以なのかなと思いました。

数日前まで、「無料で簡単にYouTubeでライブの映像が見れるし、行っても本人が米粒程度にしか見えないだろうからライブは行かなくていいや」と思っていたのですが、

アーティストの曲を歌ってない時に出る振る舞いもトリミングされてしまうので、生で見に行ってよりジャネットジャクソンが好きになったので行ってよかったです。

アツヒメ

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