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ヨガの教えと英語の勉強

こんにちは、CFO視点を磨くビジネス英語コーチ、ATSUKOです!

私はビジネス英語コーチの傍ら、ヨガのインストラクターもしているのですが、ヨガの教えの中でタパス(苦行)を実践していきましょうというのがあります。
いわゆるサマディ(悟り)に至るために、日常生活の中で率先して行うべきこと(ニヤマ)の中の教えの一つがタパスです。

苦行というと、滝修行とか、断食道場とか、ただ辛いことをやるといったイメージがあるかもしれないですが、そうではなくて、ただ一心に何かに情熱をもって取り組みなさいということ。
そして、そこに見返りを求めずにいること。何かを得たいから努力をするという執着を捨て、ただただ何かに熱心に取り組むことに没入すること。
ここがポイントなのですが、これがなかなか難しい。えてして人は、頑張った先にある何か得られるものを求めてしまいますよね。


第二言語として英語を学ぶ私たちが、英語を習得するためにかかる時間は2200時間といわれています。(アメリカ国務省付属の外国語研究機関FSI(Foreign Service Institute)より)
中高の義務教育で英語を学ぶ時間がだいたい800~900時間といわれているので、学校での勉強だけではとうてい英語が身につくというレベルにないわけですね。
大人になってからの学習時間が圧倒的に足りないということです。
だからといって残りの1000時間以上を一人で勉強し続けるにはあまりにも果てしない。なかなか独学では続かないというのが現実だと思います。

それともう一つ、勉強を続ける上で知っておいた方がいいのが、英語ができるようになった実感は、勉強時間に比例して右肩あがりに上がっていくわけではないということ。
坂道を上るように徐々に実感が得られるわけではなくて、階段を一段一段上がるように、次にできるようになった実感がわくまでに、ある一定期間の踊り場というのがあり、
だいたいの方がその踊り場で挫折してしまうというわけです。
その上達の階段を1段上がるのに100時間はかかると言われています。1日1時間ちょっと勉強して、ちょうど3か月目くらいに上達した実感がわく、といったイメージでしょうか。


ヨガの教えにもあるように、英語の勉強もただ黙々と毎日積み重ねてみる。
すぐに成果や結果がでなくても、ただひたすら黙々とやり続けていれば、必ず階段を1段上がれるタイミングが来ます。
語学の勉強はそれ以外の努力と違って、やったらやっただけ必ず身に付くものです。
続けていればいつかはできるようになるという、ある意味成果保証がついているようなものなので、本来は努力のしがいがあるものなのです。


みなさんも結果に執着せずにただ黙々と努力を続ければ、きっと英語上達だけじゃないあなたなりの成果(悟り)が見えてくるハズ!
これは、4500年も前から伝承されているヨガの賢者が教える真理です。


今日も最後までお読みくださりありがとうございました☆

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