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おうちにノギス?…「ノギスの墓」ではなくて

「ノギス」って知ってますか?

工作物の外側あるいは内側寸法を目盛り尺とバーニヤ(副尺)を用いて簡単に測る測定工具

日本大百科全書より

理科系オットが
机の中から出してきたノギスで
乾麺と、ゆでたあとの三輪そうめんの太さを測りました。

結果は、
乾麺が0.4ミリ
茹でたあとが1.0ミリ。
ゆでると、2倍以上になる。

ひやむぎとそうめんは、ほぼ同じもの。
そうめんは、太さ1.3ミリ以下と日本農林規格で決まっています。
それを実証するための実験でした。

あつこは61年間生きてきて、初めてノギスに出会いました。

そこで、ヒスイさんに協力してもらい。
皆さんの家にノギスがあるかどうかを
コメントで調査しました。


結果発表
●あつこのnoteで。
ある人… 6人
ない人… 7人

●ヒスイさんのnoteで
ある人… 8人
ない人… 6人

●合計
ノギスがある人 14人 (約52%)
ノギスがない人 13人 (約48%)


なんと、わずかな差とはいえ
ノギスが自宅にある人が多かった!

なんで?
どうして?
みんな、三輪そうめんの幅を測っているの?

●コメントの中にはこんなものが

ミニチュアを作るときに使う(これはわかる)
昆虫の幅を測るときに使う(え?)

ーーーーー

しかも、ノギスって言う名前が変です(きっぱり)

ポルトガルの数学者ペトルト・ノニウスの名前がなまって
ノギスになった

(日本大百科全書より)

わかるか!
(ノニウスさん、ごめんなさい)

ーーー

調査結果を見て

理科系オット「やっぱりねえ、みんなノギス持っているんだよ
(すごく満足そう)

あつこ「むむむ」(反論できない)

あつこ「だいたい、そんな変な名前、覚えられません」(せめてもの反抗)

理科系オット「だからそれは『ノギスの墓』って覚えればいいんだよ」

あつこ「山口百恵が泣くからやめて。
だいたい、なんでお墓なの。そこで終わっちゃうじゃない」

理科系オット「・・・・・」

あつこ(やった!)


理科系オット「ノギス将軍」

あつこ「えっ・・・」

理科系オット「ノギス坂48」

あつこ「はい?」

理科系オット「大丈夫、ノギスはちゃんと2本持ってるから

あつこ「話のつながりがおかしいでしょう。
それに、2本も何に使うの」

理科系オット「1本は、何かのおまけの安物だったから」

あつこ「うん」

理科系オット「目盛りを合わせるときに、音を立ててきしむ」

あつこ「だから何?」

理科系オット「の…ギスギスギスギスって音立てるから、嫌なんだ。
だから少し高いのを、買いたした」

あつこ「     」


言葉の出ない瞬間って、本当にあるんですね(しみじみ)。

ーーーー

もともと、なっちゃん(次女)が
「そうめんとひやむぎは何が違うの」
と言い出したことがきっかけでした。

その過程で出てきたノギス。

あつこ「言いたい事はあるけど、なっちゃんの疑問を解決してあげようとしたその姿勢は評価します」

理科系夫「ノギスの値の読み方も教えたし」(満足そう)

まあ、いいか。
ため息をつきつつ、笑ってしまいました。

そういうわけで、
理科系オットの机の中には
「ノギスが2本」入っています。

次回の使用予定は、未定です。

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